ホール関係者・ユーザーともに大注目、スマスロ北斗はいったいどうなるのか

2023.03.29 / その他情報

4月3日より導入となる「スマスロ北斗の拳」(以下略、L北斗)は、パチンコホール、ユーザー問わず導入前から尋常ではない盛り上がりを見せている。SammyのYouTubeチャンネルで公開された動画は、本稿執筆時点で128万回再生と、機種のティザームービーとしては異例の再生回数を記録している。再生回数から分かる通り、初代北斗がいかにユーザーから人気を得ていたか、そしてL北斗への注目のほどがうかがえる。

弊誌でも、近年稀にみるヒットが予想される機種の活況に乗じて「稼働予想ダービー」と題して、L北斗の稼働貢献週を予想してもらう企画を発信した。すでに100件以上の予想が応募されており、多種多様な予想がされている。今回はどんな予想が立てられているのかを紹介していく。

(関連記事:L北斗稼働予想ダービー開催、ビタで当てれば賞金獲得!稼働貢献週を予測せよ

(関連記事:[開発者インタビュー]4号機「初代北斗」はこうして生まれた(※3/23一部追記)


■全体的な意見の傾向

今回の企画用に開いた応募フォームでは、稼働貢献週だけではなく、その理由についても自由回答で意見を募った。その自由回答の内容を編集部で確認し、3つの属性に分類してグラフ化したので見ていこう。

意見をすべて確認し、それぞれを分類すると上記のグラフのようになる。ポジティブな意見が35票(29.7%)、ネガティブな意見が36票(30.5%)、どちらとも言えない意見が49票(39.8%)。なお3月29日までの全体の平均稼働週の予測は32週となっている。

L北斗をリアルタイムで打っていた世代かそうではないかで意見が分かれるかと思いきや、アンケートの自由回答を見る限りはそういった傾向があると断ずることはできなそうだ。次からはポジティブ意見での予想とネガティブ意見での予想を一部紹介したい。

■ポジティブな予想意見

ポジティブな意見でもっとも多かったのは、初代北斗の人気ゆえの信頼感だった。

4号機時代の「初代北斗」圧倒的な稼働実績を叩き出し、それがスマスロになったことで「休眠層を掘り起こしてくれる」「安定的な高稼働をしてくれる」ということで、高い稼働貢献週が予測されている。極端な例では、希望も含まれていることは重々承知であるが、1年間52週×6年(検定期間+認定期間)で312週という予測も見られた。

また、ポジティブ派ではあるが、それなりにリアリティーを投影させた意見も多く見られた。6.5号機の「Sカバネリ」の稼働実績が現在のSammy機種への信頼感を高める結果につながっており、本機の稼働貢献も高くなるはずだという意見が多数確認できた。ポジティブな意見だけの平均稼働予測週は58週となっている。


■ネガティブな予想意見

悲観主義者と書くと語弊があるし、スーパーリアリストという表現でも語弊を生むため扱いが難しいが、一方でネガティブな意見も見ていこう。

意見が集中していたのは、予想されていた通り「高年層が騒いでいるだけ」という意見だ。「思い出補正のある初動だけ良く」「初代復活というだけでは、面白さに欠ける」といったように、「今のパチンコ業界がそんなに甘くはないぞ」とも取れる言葉で厳しくジャッジする意見もあった。

また、さらに具体的に踏み込んだ意見としては、「供給過多による稼働低下」も予測されていた。期待度が高い機種であることは間違いないため、どのホールでも導入は多くなる。とすると、稼働が飽和状態になってしまうのではといったホール関係者らしい予測も寄せられている。ネガティブ意見だけの予想は平均約20週と、ポジティブ意見と比較して約3倍近い差が生まれている。

 

ポジティブでもネガティブでも、どんな意見であれ、何が正解だったかは蓋を開けてみなければ分からない。ただ、L北斗に課せられたミッションは大きく分けて2つ。

・まず4号機時代の休眠層を掘り起こし、パチンコホールへ足を運ぶきっかけになること。

・そして、若年層に受け入れられ長期稼働につながることだ。

20年の時を経て、スマスロで復活する北斗がこれからどんな稼働を見せるのか、多くの業界人が期待するように小誌としても結果が楽しみである。

なお稼働予想ダービーの募集は4月2日までとなっている。まだ予想を応募していない人は、ぜひこの機会にL北斗の稼働を予想してみてほしい。今回公表した途中経過を参考にするも良し、自分の意見を貫くのも良し、あなたの予想が、あなたの目利きが、10万円に変わるチャンスだと思ってご参加あれ。

 

 

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