昨年のGW(ゴールデンウィーク)は新規則機移行後、初の大型連休となった。そして今年はスマート遊技機を迎えた初のGWとなった。スマスロ北斗を筆頭に大いに盛り上がりを見せる全国のパチンコホールは、どれほどの稼働率を記録したのかチェックしていく!
(協力:メディアシステム)
全国のホール稼働ランキング
順位 | 都道府県 | 店舗名 | 稼働率 |
1位 | 京都府 | アミューズ河原町丸太町※4/28GO | 90.2% |
2位 | 東京都 | 楽園池袋店 | 87.3% |
3位 | 大阪府 | 四海樓air | 86.5% |
4位 | 広島県 | 333 | 82.0% |
5位 | 沖縄県 | ピータイムおもろ | 81.4% |
6位 | 埼玉県 | ゴープラ入間店 | 80.9% |
7位 | 埼玉県 | ゴープラ川越店 | 79.9% |
8位 | 広島県 | スーパーハリウッド1000観音店 | 79.9% |
9位 | 福岡県 | ワンダーランド小戸II | 79.8% |
10位 | 東京都 | マルハン池袋店 | 78.7% |
(集計期間:5/1〜5/7)
稼働率は脅威の90%over!?
1位の座に輝いたのは……
まずは、全国のトップ10・トップ20の稼働率をみていこう。2023年5月1日から7日の稼働率を見てみると、トップ10までが82.7%、トップ20までが79.8%となった。昨年同期間をみてみるとトップ10までの平均稼働率が79.7%、トップ20までの平均稼働率が77.5%と前年のGWよりも2%稼働率がアップした。
さて、ここからはGW中に稼働率が高かったホールをみていく。今年のGWに1番稼働が高かったのは、4月28日にグランドオープンした京都府のアミューズ河原町丸太町(パチンコ312台、パチスロ243台)だ。グランドオープン効果もあってか、稼働率は90.2%と驚愕的な超高稼働。同店の5km商圏をみると、約15店舗ほどのホールが集まる地域。エリアどころか、全国区で1位の稼働率を記録したワケだが、果たしてこれからもこの稼働率を維持できるのか、今後の稼働に注目が集まる。
続いて第2位は東京都の楽園池袋店(パチンコ928台、スロット601台)が87.3%を記録。パチンコ業界の中でも有数の激戦区、東京都の中で、GW中にもっとも集客に成功した形となった。
そして第3位は大阪府の四海樓air(パチスロ243台)が86.5%でランクイン。5円スロ専門店でありながらも、常に稼働ランキング上位を記録し続ける高稼働店舗である。先週からは約10%も稼働率を上げた形となった。
全国の機種稼働ランキング
週間稼働ランキング(5月1日〜5月7日) | |
パチンコ |
順位 | 機種名 |
1位 | eぱちんこ新必殺仕置人 激闘K6 |
2位 | P新世紀エヴァンゲリオン15 未来への咆哮 |
3位 | P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.M08 |
4位 | PF.炎炎ノ消防隊G |
5位 | P大海物語5 MTE2 |
6位 | eルパン三世ザファーストH4YZ3 |
7位 | PAスーパー海物語IN沖縄5 YBA |
8位 | P天才バカボン6 FD-RS |
9位 | PニュートキオV1 |
10位 | P大海物語4スペシャルSCA |
4月24日に導入されたスマパチ仕置人が堂々の1位、続いて「エヴァ15」「Re:ゼロ鬼がかり」が2位・3位にランクイン。1年以上も前に導入された機種がいまだに稼働率上位を占めているのは、直近のパチンコ実績でいうと改めて異例の事態だ。今後も続々と導入される新台にも張り合っていくのか気になるところである。スマパチはまだまだリリース機種が少ないため、これから導入される機種がユーザーにどういった反応を得られるのか要注目だ。
週間稼働ランキング(5月1日〜5月7日) | |
パチスロ |
順位 | 機種名 |
1位 | Lスマスロ北斗の拳 |
2位 | Lゴブリンスレイヤー |
3位 | Sパチスロ 甲鉄城のカバネリ |
4位 | SマイジャグラーV |
5位 | Sアナザーゴッドハーデス-解き放たれし槍撃ver.- |
6位 | S沖ドキ!GOLD-30 |
7位 | Sキングハナハナ-30 |
8位 | Sパチスロ 新鬼武者2 |
9位 | S沖ドキ!GOLD |
10位 | Sファンキージャグラー2KT |
パチスロの1位になったのは4月3日に導入されたスマスロ北斗、2位はゴブリンスレイヤー、3位カバネリと続く形となった。やはりサミーの北斗が〜と言いたいところだが、ここは2位のゴブスレがかなり検討していることに注目したい。パチンコ実績が多かった印象の強い藤商事が、L北斗の次に並ぶ機種をリリース。さらには機種フローがゴッドライクなことにも関わらず本家のアナゴを抑えてのランクインとなった。藤商事の快進撃が続くのかこれからも目が離せない。
前年と比較した時の大きな変化といえば、やはり6.5号機(メダル機・スマスロ含む)の登場である。6号機初期と比較した時、アウトは明らかに高くなっている。さらにスマスロ北斗による休眠層の掘り起こしもあった結果、今年の稼働率は上昇したのではないだろうか。
次の大型連休は約3ヶ月後の夏のお盆商戦となる。新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことでパチンコホールから離れた顧客が徐々に戻ってくることも予測されるため、GWを超えるような全国の稼働率に上昇に期待したい。
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