料金は見直されず、初回契約期間のみ6カ月から4カ月へ 「P Re:ゼロ」のレンタル契約

2022.08.25 / 組合・行政

大都技研製のパチンコ遊技機「P Re:ゼロから始める 異世界生活 鬼がかり ver.M08」の増産分のレンタル料金が高すぎるとして、全日遊連が7月12日付で大都技研へ送付していた「是正を求める要請文書」(https://www.pidea.jp/articles/1657682188)に対して、8月23日付で同社から回答があった。

回答書では「レンタル契約の内容を再検討した」と前置きした上で、「初回契約期間を6カ月から4カ月へ変更する」と伝えた。これにより4カ月の合計は、盤面のみの場合39万2000円、台枠込みで47万2000円となる(いずれも税抜き価格)。以後は3カ月ごとの契約更新。

初回契約期間は短縮(緩和)されたものの、高額とされ問題視されたレンタル価格、台枠込み月額11万8000円、盤面のみで月額9万8000円(いずれも税抜き)はそのまま据え置きとなっており、レンタル終了後の買取り要請についても回答はなかった。

また、翌24日付で日工組からも全日遊連宛に文書回答があり、「要請文書」を役員会で共有したことを報告するとともに、新型コロナウィルス感染症の影響に加え、半導体を中心とした部品の著しい供給不足により、部品価格の高騰や調達の遅れなど苦慮しながら製造に努めていることを理解して欲しい旨を伝えている。