「パチンコはハイミドル戦国時代に突入」ホール業績を躍進させるアイデアを提唱/DK-SISセミナー

2022.06.21 / セミナー

6月20日、ダイコク電機株式会社は動画配信型式でWEBセミナーを実施した。

セミナーによると、2021年の業界規模はパチンコ・パチスロ合計売上で14.6兆円。前年対比でプラスマイナスゼロの着地となったが、2021年はパチンコの売上が好調だった一方、パチスロは不調。業界の売上構図が大きく変化している。粗利は2.39兆円で2020年よりも0.04兆円増。こちらも売上と同じ傾向をみせた。

そして遊技機購入費は0.55兆円から0.70兆円へ1500億円上昇した。これは周知の通り、新規則機移行があったからだ。しかしながら、2021年の遊技機利益は1.80兆円から1.69兆円へ下落。同社の調査によれば、過去最低を記録したという。

ダイコク電機が発表した業界規模の変化。業界売上は前年と変化していないが、その内訳は大きく変わっている

 6号機市場を牽引する『S押忍!番長ZERO』の分析」

第1部では常任講師の竹河雅斗氏が「現在のパチスロ市場を牽引する『S押忍!番長ZERO』の分析」と題して講義。同氏によれば番長ZEROはユーザーの朝一来店動機につながっており、多台数導入しても業績が低下しない貴重な6号機だという。導入台数別のアウトデータをみると台数が多ければ多いほど、アウトが高い傾向だ。その中でも10台以上の台数をそろえた店舗の業績が高い結果を出している。

番長ZEROの導入台数別のアウトデータ(2月と4月)。導入台数が多いほどアウトが伸びている傾向にある

では、「台数をそろえてあとは設定1で運用すれば利益につながるのか」というと、そうではない。番長ZEROで平均アウトを超えている店舗は、設定2をベースに配分している傾向が高い。平日のみならず、土日祝を加味したときに設定1をベースに配分を続けると、アウトが低下する傾向がある。そのため設定2をメイン運用することで稼動アップが見込めるのだ。このことから番長ZEROの好業績は20円パチスロの好業績への必須条件だと強調した。

番長ZEROなども含めて、好業績AT機を見分ける条件としては、2週目平日初日の稼動維持率が80%以上であることで見抜けるようだ。

(稼動維持率=2週目平日初日アウト支持率÷初日アウト支持率)

これから導入が始まる6.5号機の導入条件にも活用していきたい。もっと早い判断が必要な場合は、初週アウト支持率が300%以上で、MY単価が750以上が適正条件だ。

4円パチンコの業績を上げるための2大ポイント」

第2部では上席講師の服部裕二氏が「好調な4円パチンコの業績を上げるための2大ポイント」の解説を行った。まず、1つ目のポイントとしては、アウト支持率を指標とした自店のタイプシェアの再構築を行うべきということ。

特にライトタイプの設置シェアは2番目に大きいにもかかわらず、アウトが伴っていないことを指摘。まずは自店のタイプ構成を確認し、適性か確認することが重要だと述べた。

ビッグデータで見たときのタイプ別のシェア・アウトデータ

また同氏は「ライトタイプを撤去して、設置するのはハイミドル機。これからの時代は競争が激化して、ハイミドル戦国時代に突入する」と強調した。ただし、ライトタイプのアウト支持率が100%を超える店舗の場合は、ハイミドルのシェアを増やすのではなく、ライトのシェアを増やした方が稼動が向上する場合もあるのでアウト状況をよく確認してから判断する必要があると語った。シェアバランスを見直すことにより新台に頼ることなく業績を向上させられるアイデアだ。

そして4円パチンコの業績をもう一点のポイントが、「ビッグデータから導いた特定日戦略の極意」である。現在、多くの店舗が特定日にパチスロを甘く運用しているが、今注力すべきはパチンコの方だという。

特定日を遊技時間粗利でみたときに、パチスロは180円、パチンコは900円となっており、パチンコとパチスロの活用差は5倍以上となっている。

ここでダイコク電機が指摘したのは、特定日の日数ではなく、通常日との活用差である。特定日に稼動が高くなっても、通常日には落ち込むという結果になりがちだが、活用差をつけることで期間合計のアウトは高くなるという。

具体的には、特定日は通常日とSP玉粗利差を10銭以上差をつけると効果があるという。この戦略を実施している店舗は入賞スタート2回(/10分)以上の活用変化を4円パチンコの台数シェア50%以上で実施していると述べた。

これらの運用を行った上で、玉積みと各台計数機による複合営業「DKハイブリット営業」を行うことで相乗効果を得られると推奨した。視覚的な出玉感と利便性による回遊率のアップが見込めるという。

SP玉粗利差でみたときのアウトデータ

また、パチンコの好業績機種を見抜く条件として、2週目平日初日のアウト支持率350%に加え、新しく「遊技時間7時間以上」を追加。この条件に該当する機種が鉄板だと強調した。

初週で判断したい場合には、平日初日のアウト支持率400%以上かつ遊技時間8時間30分以上が好業績機種だ。分析結果では、2週目平日初日の遊技時間が7時間を超えた機種の償却達成率は93.8%、貢献週20.3週、累計台粗利も103万円以上にも及ぶという。

提唱されたアイデアの中には、あまり資金をかけずに改善できるものも含まれていた。今後スマートパチンコやスマートパチスロなどの登場でさらなる設備投資が必要になる。その来るべき日に備えて無駄をなくすための経営努力を怠る理由はない。

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