ついにSH@CK氏の新台ガチ分析データがWEBに登場!
SH@CKプレゼンツG@CHI評価
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時代・世代が移り変わり、各カテゴリーに王道のシリーズ機から新時代を担う新規コンテンツなどが市場を盛り上げている。そう、パチンコは……だ。パチスロに関して言えば、純Aタイプは5号機時代も「ジャグラー」「ハナハナ」がほとんどを占め、現市場でも一定のシェアを維持している。しかし、A+A(R)Tタイプについては市場の中でリリースがかなり少ない。完全攻略出率100%OVER機を除けばリリース自体が「1000ちゃん」「愛姫」「頭文字D」「ギアス」「ツインパ」「マジハロ」「えとたま」と3年半かけても7機種しかされていないのだ。
これは最後まで残っていた旧規則機の多くが5.5号機で、純増(AT)を制限されたこともある。5.5号機はA+ARTがメインだったので、6号機開発が控えられていた背景はあったのだろう。しかし、その旧規則A+ART機の撤去に伴っての後継機は殆どリリースされていない状況だ。本機は6号機A+ARTタイプへのニーズが高まるキッカケになることに期待したい。
基本スペック | |||||
設定 | BB確率 | RB確率 | ボーナス合算 | RUSH確率 | 出率 |
設定1 | 1/595.8 | 1/455.1 | 1/258.0 | 1/585.7 | 97.9% |
設定2 | 1/448.9 | 1/256.0 | 1/549.2 | 98.7% | |
設定3 | 1/442.8 | 1/254.0 | 1/487.7 | 100.2% | |
設定4 | 1/436.9 | 1/252.1 | 1/390.1 | 104.4% | |
設定5 | 1/431.2 | 1/250.1 | 1/340.3 | 106.6% | |
設定6 | 1/420.1 | 1/246.4 | 1/282.6 | 110.2% |
通常・AT仕様 | |
50枚ベース | 約38G |
タイプ | A+AT |
AT仕様 | 押し順AT・約1.2枚/G※ボーナス込1.6枚 |
ボーナス仕様(CZ期待度) | BB203枚(約50%)・RB約103枚(約25%) |
CZ抽選※比率 | ゲーム数:レア役直撃:ボーナス・1:1:1 |
CZ仕様 |
期待度40%・報酬上昇型15GST※報酬5段階 |
RUSHタイプ | ゲーム数・初期100G |
ゲーム数上乗せ抽選 |
レア役直乗せ・上乗せ特化ゾーン・ボーナス、ハズレ約をメインとするポイント抽選 |
天井 | ボーナス間900G消化後ボーナス当選でRUSH |
RUSHは基本的にCZを経由したフローで突入する。ボーナス中のBAR図柄揃いの除いては、CZ高確からCZへ移行するフローだ。ゲーム数による抽選は周期的な管理で、最大でも255G+αで突入する仕様となっている。
CZは前作同様のSTタイプで、クリアする毎に報酬が増す仕様だ。全5段階で、一度でもクリアすればRUSHが確定する。2段階目以降は、ゲーム数上乗せ・下位特化ゾーン・上位特化ゾーン・全ての報酬と格上げ方式になっている。RUSH開始時は初期ゲーム数が100Gのロングランタイプとなっており、ゲーム数の上乗せ契機は多岐に渡る。規程ポイントによる抽選でも特化ゾーンが得られる仕様だ。
特化ゾーンは10Gのベル以上の小役で上乗せ確定の下位特化ゾーンと、前作同様に疑似遊技仕様の上位特化がある。下位特化ゾーン中のボーナス当選は、ボーナス中も特化ゾーン仕様に変化するため、下位の特化ゾーン中では、2つの意味で叩き所になるだろう。
前作同様にゲーム数とレア役によるCZ抽選により、演出頻度は多いことが特徴だ。CZ経由でのRUSH当選がメインフローで、15GのST方式の演出には、突破確定の演出法則など多数存在している。RUSH中も通常時同様に、ポイント獲得やレア役で特化ゾーン抽選を行うため、多彩な演出を搭載。そして、大きな魅力の一つとして、ストーリーやキャラクターが本機のために完全オリジナル制作されているため、原作ファンにとっては見どころになるだろう。書き下ろされたストーリーはBB中に閲覧可能だ。
本機の訴求ポイントは「コンテンツ&スペック」だ。コンテンツの訴求は市場から完全撤去されてから3年近くが経過している。前作は、コンテンツというよりはスペックでニーズを高めたことから、「報酬上昇型CZ・ゲーム数抽選あり・0G連上乗せセブンインパクト完全復活」などの訴求文言が効果的だ。
本機は6号機でも非常に高い実績を残している「S頭文字D」に近いスペックとなり、ゲーム数管理のRUSH仕様やボーナスによるRUSH上乗せなどニーズが高まりそうな仕様だ。そして、他類型機よりもボーナスの獲得枚数が多く、RUSHへのメインフローとなるCZ抽選やRUSH中のブースト役になっているなど、ボーナスに役割の集約がある仕様は5号機時代のA+ART機を彷彿とさせてくれるだろう。
注意するべきは設定差がボーナスにはほとんどなく、RUSH確率に非常に大きな差が設けられていることにある。RUSH性能は6号機らしく、低設定ほど性能が高い可能性があるので、解析や設定別推移の情報には十分に注意が必要だ。