管理遊技機に対応した新型ICユニット/ハイライツ

2018.04.23

4月20日、ハイライツ・エンタテインメントは新型ICユニット「MALINA(マリナ)」のプレス発表会を東京支店ショールームで開催した。

旧社名のアイ電子時代より、パチスロメーカーとしてだけはなく周辺機器も事業展開していたハイライツ・エンタテインメント。2015年に現在の社名になって以来、初めての発表となった新型ICユニットは曲面をイメージした女性らしいデザインから、太陽の女神を意味する「MALINA(マリナ)」と命名されている。製品ラインアップはパチンコ4タイプ、パチスロ6タイプ。アイ電子時代の「ルミナス」シリーズがICコインを使用していたのに対し「MALINA」ではICカードを使用する。また操作ボタンを廃して液晶のタッチパネルで操作ができるようになっており、パチンコ・パチスロそれぞれで10レートに対応。レート間の乗り入れもユーザーがユニット上で行えるため、利便性が大きく向上している。また消費税対応についても1玉単位で可能となっているほか、「ルミナス」シリーズで好評の携帯端末を用いた遊技者サービスも継承している。なお、部品交換を行うことで管理遊技機にも対応可能で、新規則時代にも即した製品になっているのが大きな特徴。

プレス発表会で取締役副本部長 営業本部 本部長の齊藤慶氏からは「ハイライツ・エンタテインメントとして初の新型ユニットは管理遊技機にも対応が可能で、自信を持ってホール様に紹介できる商品です。不安定な業界環境だからこそ、ホール様に長期間に収益をあげていただき、ユーザー様にも支持される製品を開発していかなければならないと常々実感しています。もうひとつの主軸事業である遊技機(パチスロ)に関しても5.9号機で2機種程度販売を行う計画で、6号機も情報収集を重ね慎重に開発を進めています。厳しい環境下ではありますが、ホール様ユーザー様の期待に応えられるような製品を開発・供給していきたいです」と今後の展開が語られた。また製品説明を行った執行役員 営業本部 副本部長で周辺機器責任者の金森宏氏からは、業界初の管理遊技機に対応した機器であることが語られた。

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