パチンコ証紙発給枚数は約7万枚増の約132万枚/日工組総会

2020.06.03

5月27日、日工組は同組合会議室で第60回通常総会を開催した。

新台供給数の目安となるパチンコ証紙発給枚数は前期と比べ、約7万枚増え約132万枚(遊技盤約69万枚を含む)に、また同組合が取り扱ったパチスロ機の証紙発給枚数は前期に比べ、約12万枚増え約27万枚になったことが報告された。 来期(令和2年4月1日〜令和3年3月31日)の予算立てでは、パチンコ証紙発給枚数は約160万枚とした。これについて日工組では「予算立では1月下旬に行ったもの。その後、感染が広まった新型コロナウイルスの影響などにより、実際の数字はもっと(予測より)厳しくなるだろう」とコメントした。

事業計画では、「新型コロナウイルスがパチンコ業界に与える影響は計り知れない中で、市場規模は年々縮小している」と厳しい状況を指摘。その上で、「射幸性に頼らない、手軽に遊べる多種多様な遊技機を提供していくことにより、次世代につなげる産業として対応しなければならない」と総括した。

また、管理遊技機については「メダルレス遊技機の導入と歩調を合わせ、カードユニット関連団体とも連携を図り、具体的な導入に際しての情報共有を進める。ホール関係団体に対しては、従来の不正防止対策、環境対策、コストの低廉化などの検討に加え、出玉情報等を容易に確認でき、一元的に確認できるシステムとして、理解と協力を求める」などとしている。

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