好調「パチスロマイフラワー30」導入1週間レポート

2019.04.15

4月8日から全国のホールに導入となった北電子の「パチスロマイフラワー30」が好調だ。同機は、北電子初の6号機で1ゲームあたり純増3枚のシナリオ管理型AT機。32ゲーム以内にボーナス(AT)が連チャンする沖スロ仕様で市場に攻勢を仕掛けている。PiDEA編集部は、全国の中でも沖スロ人気の高い東海圏ホール3店舗を取材した。

関連記事:「ゴージャグ2」&初6号機「マイフラワー30」発売/北電子


①「キング観光サウザンド栄若宮大通店」(パチンコ624台、パチスロ891台中12台導入)の場合

キング観光サウザンド栄若宮大通店(以下略キン観若宮店)の1週間稼働は以下のとおり。
4月9日(火)…約2万5000枚
4月10日(水)…約2万1000枚
4月11日(木)…約1万8500枚
4月12日(金)…約2枚1000枚
4月13日(土)…約2万2000枚
4月14日(日)…約1万8000枚
(※数字はPiDEA調べ、店舗から提供されたデータではない)

同店は東海圏の中でも屈指の30φ沖スロの強豪店であり、パチスロ891台中313台を占めている(設置シェアは35.1%)。中でも「沖ドキ」は134台と全国的に見ても珍しい規模で取り揃えている。

3.5BOXあったハナハナシリーズの中から「グレートキングハナハナ」(22台)を一時的に圧縮し、「マイフラワー30」や「ロイヤルマハロ」「マタドール」「沖ドキトロピカル」で穴埋めをしている。

店内で人気の「沖ドキ」と背中合わせで導入するなど、設置場所にもこだわりを見せている。昼間の稼働は若いユーザーが、夜からはサラリーマンと、客層が分かれていることも高稼働の要因の一つとなったようだ。

 
②「プレイランドキャッスル尾頭橋店」(パチンコ309台、パチスロ308台中9台導入)

続いてプレイランドキャッスル尾頭橋店(以下略キャッスル尾頭橋店)を取材した。1週間稼働は以下のとおり。
4月9日(火)…約8700枚 ※導入日のため時短営業
4月10日(水)…約2万5000枚
4月11日(木)…約1万5500枚
4月12日(金)…約1枚4000枚
4月13日(土)…約1万8500枚
4月14日(日)…約2万2000枚
(※数字はPiDEA調べ、店舗から提供されたデータではない)

キャッスル尾頭橋店の場合、今回取材した3店舗の中でもパチスロ総台数に対して設置比率が高い特徴がある。導入初日は時短営業となったが、初のフル時間営業とった翌10日は2万枚近くユーザーの勝ちとなっている。11日、12日の平日で下りはしたものの、おしなべて1万8000枚以上の稼働となった。

元々ハナハナシリーズでは、「ツインドラゴン」「鳳凰」「グレキン」という3機種構成だった。30φの中で「マイフラワー30」は差別化につながる機種と判断し導入を決めた。「初日からインパクトのある営業を見せつける必要があると思っていた」と答えた店長は、今後の展開によっては育成機種、増台も検討しているという。

 

③「タイキ1333磐田店」(パチンコ720台、パチスロ613台中3台導入)

続いてタイキ1333磐田店(以下略タイキ磐田店)を取材した。1週間稼働は以下のとおり。
4月10日(水)…約2万0000枚、平均差枚-1433枚
4月11日(木)…約2万500枚、平均差枚-533枚
4月12日(金)…約1万5000枚、平均差枚+933枚
4月13日(土)…約2枚1000枚、平均差枚+233枚
4月14日(日)…約2万1000枚、平均差枚+700枚
(※数字はPiDEA調べ、店舗から提供されたデータではない)

静岡県のタイキ1333磐田店は、東海圏ではあるものの「ギリギリのラインにいる」という。全国と比較して沖スロの人気は高いが、愛知県ほどではない。「沖ドキ」は人気ではあるものの、80台あるハナハナシリーズを一時的に削減し、30φ全体をテコ入れする必要があった。そこで白羽の矢を立てたのが「マイフラワー30」だった。

「マイフラワー30」の設置は3台と少ないが、「沖ドキ」以降30φAT機でここまでの結果を出した機種がなかったこともあり、「良い意味で想定外」という。GW開けの結果如何によっては増台も視野に入れているという。

 

初週好調な稼働を収めた「マイフラワー30」の魅力について、上記の3店舗にはより詳しく話を聞いている。この続きは、5月中旬発行のPiDEA153号にて詳報する。

パチスロ, ホール, マイフラワー30, 北電子, 沖ドキ!, 高稼働