MGM責任者が日本カジノ100億ドル投資可能と発言

2014.08.22 / カジノ

8月22日、フジサンケイビジネスアイによると、世界最大級のカジノ運営会社、米MGMリゾーツのジム・ミュレン最高経営責任者が日本でカジノが解禁された場合「それぞれの地域ごとに数十億ドル、最大で100億ドル (約1兆400億円)投資できる」と話したことが分かった。

ジム・ミュレンは今年5月15日に行われたジャパンゲーミングコングレス(JGC)に出席し、「日本に2000万人の観光客を誘致するのは夢ではない。IR(カジノ)はそのために大きな役割を果たす」と語っている。また、出資者を募ることも視野に入れており、JGCでは「小額出資者でも参加できるか」との質問には全員が「適正な金額であれば、迎える用意がある」と答えている。

先のフジサンケイビジネスアイの取材に対するジム・ミュレンの回答は、安倍政権が目指す今秋の臨時国会でカジノ推進法案の成立を意識したものとみられる。同記事でジム・ミュレンは日本のカジノ解禁を「当社にとって唯一最大のビジネスチャンス」「世界第2のカジノ市場に育つ可能性がある」と期待を寄せている。

 ※写真は5月15日のジャパンゲーミングコングレス(JGC)に出席した際のジム・ミュレン最高経営責任者

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