2022.06.23/その他
4月14日、カジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)の開設に向け、大阪府・市が提出した整備計画を政府が正式に認定した。政府がIR認定したのは初のこと。
大阪府と市は昨年の4月、大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲に、国際会議場やホテル、カジノなどが入った統合型リゾート施設開業の計画を提出。今月に入り、岸田首相を本部長とするIR推進本部の会合が開催されて正式に決定したという。
岸田首相は「IRは国内外から多くの観光客を呼び込むものとして、わが国が観光立国を推進する上で重要な取り組み。日本の魅力を世界に発信する観光拠点となることが期待されている」と語った。
一方、同時期に整備計画を提出していた長崎県については、今回は認定の判断は見送られている。
今後、大阪のIRは事業者との契約など手続きが進めば日本初のカジノ開業が正式に決まることとなる。大阪府と市は2029年の秋〜冬の開業を目指しているという。
実際にカジノが国内にできることに対するパチンコ業界への影響は未知数だが、今後の動向を注視しておきたい。