IR推進法案 上程先を変更へ

2015.03.13 / カジノ

3月11日、ロイター通信によると、日本のカジノ導入を推進するIR議連はIR推進法案の上程先をこれまでの内閣委員会から国土交通委員会に変更する可能性があることが分かった。

IR議連は、昨年の衆院解散で廃案となったIR推進法案を今国会で再提出する準備を進めていた。しかし、最優先の予算審議が遅れていることから、法案の審議日程の調整が難しくなっており、短い審議時間で成立が見込みやすい国交委に上程先を変更する案が浮上した。議連の岩屋毅幹事長は「与党内の合意ができ、理解が得られるならどこでもいい」と述べている。しかし、カジノ導入に対して慎重な態度を示す公明党との調整には時間がかかると見られ、法案の成立はおろか提出時期も不透明な状況だ。

IR議連, ロイター通信, 内閣委員会, 国土交通委員会, 岩屋毅