ブルームベリーが韓国の島を購入へ

2015.03.19 / カジノ

3月17日、ロイター通信によると、フィリピンのカジノ運営企業のブルームベリーリゾーツが韓国のカジノ企業と仁川空港付近の島の取得を計画していることが明らかになった。同社はかねてからフィリピン国外での投資先を模索しており、カジノを含めた観光施設の開発準備を着々と進めている。

ブルームベリーの発表によれば、韓国子会社のソレア・コリア社を通じ、済州島で「T.H.E.ホテル&べガスカジノ」を運営する韓国企業・ゴールデン&ラグジュアリー社の株式92%を取得する計画。また、仁川国際空港周辺の経済自由区内に位置する実尾島(シルミド)の取得に関しても合意に達した。現在2つの案件は政府の承認を待つ段階だという。同社は今年1月にも実尾島の対岸にある舞衣島(ムイド)に12.2ヘクタールの土地を取得したと発表したばかりで、今年に入って韓国への投資を積極的に進める。韓国政府は、年内に2つのカジノ運営ライセンスを追加発給する方針を示しており、最低1兆ウォン(約1,080億円)の投資を義務づけているとされる。

※画像はブルームベリーがマニラで運営する「ソレアリゾート&カジノ」のホームページ

カジノ, ゴールデン&ラグジュアリー, シルミド, ソレア・コリア, ブルームベリーリゾーツ, ロイター通信, 仁川空港