Daiichi「哲也2」は2連スライド式アタッカー

2014.10.28

10月21日、Daiichiはパチンコ新機種「CR哲也2〜雀聖再臨〜」のプレス発表会を同社の上野ショールームで開催した。

「哲也 -雀聖と呼ばれた男-」は色川武大作の「麻雀放浪記」をベースにさいふうめい(原案)と星野泰視(漫画)が描いた漫画で、1997年から2004年まで講談社の週刊少年マガジンで連載。戦後復興期を舞台に、工員から麻雀の世界で生きる玄人(ばいにん=麻雀を生業とする者)へ転身した主人公の阿佐田哲也が、上野のドサ健など数多のライバルたちとしのぎを削り麻雀打ちとして成長するストーリー。2000年には「勝負師伝説 哲也」としてアニメ化され、2009年にはパチンコ第1弾「CR哲也〜雀聖と呼ばれた男〜」が登場している。

スペックは大当り確率約394.8分の1のMAXタイプ。確変継続率は80%でループ式、大当りの最大出玉数は2400個になっている。スライド開放式のアタッカーを2つ連ねた「コンビアタッカー」を搭載し、なおかつアタッカーまでのルートにこぼし箇所がないため、玉こぼしゼロで大当り消化時間を短縮している。迫力ある「点棒役物」や「雀聖役物」に加えて前作よりも多彩になった映像など、演出面もパワーアップ。スペックの「極闘」、コンビアタッカーの「極速」、演出の「極彩」というように、3つの「極」が特徴だ。

発表会で同社の天野裕司営業本部本部長(写真2枚目)は「5年の歳月を経てお披露目させていただくことになりました。年末年始の市場へ投入するということで、プレイヤーには期待感、ホール様にはメリットがあるものに仕上がっており、確変ループの最高峰のスペックを持っています」と主催者を代表してあいさつ。続いて同社の五位渕潤商品開発本部プロデューサー(写真3枚目)が「パチンコに必要なものをどんどん取り込もうと開発し、前作以上に究極の勝負を体感できるように仕上げました」と開発コンセプトを説明した。また、ホール向けアプリ作成サービスとして、集客や顧客分析、アンケートやスタンプ機能を備えた「マイホールアプリ」も同時に発表。天野本部長は「新たな支援ツールとしてホール様に提案したい」と概要を説明していた。

納品日は12月14日を予定。

©さいふうめい・星野泰視/講談社

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