7162人の役人を賭博不正関与で処罰/中国

2014.10.16 / カジノ

10月13日付「上海日報」によると、中国中央政府は昨年中頃から現在まで、賭博がらみの不正により政府の役人7162人を処罰したことを明らかにした。

処罰を受けたのは、中国国内の30以上の市や省の役人で、東部の浙江省、南部の広東省の人々が多い(それぞれ1575人、1127人)。処罰の対象となったのは、賭博を通じた収賄や賭博の負債を補填するための公金横領など。今年5月にサッカー賭博の負債を補填するために公金300万人民元(約5,250万円)を横領し、逮捕された広西壮族自治区の高官や、最近、マカオでの負債の支払いを目的に400万人民元を横領した浙江省義烏市の役人の例もある。また、貴州省の中央規律検査委員会の複数の公務員が、事業発注の見返りに賭け麻雀で数百万円の賄賂を受け取った事件も発生している。不正を行った役人に対する処罰の内容は警告から行政処分まで多岐にわたるが、詳細は明らかにされていない。

 

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