ラスベガスで中国をテーマにしたカジノ着工

2015.05.11 / カジノ

5月5日、マレーシアに本拠を置くゲンティングループは米ラスベガスで40億米ドル(約4,800億円)規模の統合型リゾート「リゾーツワールド・ラスベガス」を着工したことを明らかにした。ラスベガスのストリップ地区では約10年ぶりとなる新規開発事業で、同地では初めての「中国」をテーマにしたリゾートとなる。開業は2018年中頃の予定。

発表によれば、「リゾーツワールド・ラスベガス」は10万平方フィートにおよぶカジノ施設や3つのホテルのほか、飲食施設は中国の各地方の伝統料理が楽しめるレストランを複数開業する予定。また、施設全体を通じて中国の文化をテーマとする数々のアトラクションを提供し、ラスベガスの魅力をより多様化したい考え。ゲンティン会長の林國泰(KT・リム)は「中国をテーマとした世界的なリゾートを建設することにより、国内外の観光客の興味を喚起し、ラスベガスのさらなる発展に貢献できる」と述べている。

ゲンティングループは、マレーシアでリゾート開発に着手してから今年で50年を迎える。以降、グループを通じてシンガポールやフィリピン、英国など世界でカジノやリゾート施設の開発・運営事業を手がけ、今年2月には韓国・済州島で「リゾーツワールド済州」を着工した。米国では、2011年にマシンゲーム専用のカジノ施設「リゾーツワールド・ニューヨークシティ」を開業している。

※画像は「リゾーツワールド・ラスベガス」の完成予想イメージ(プレスリリースより抜粋)

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