初期投資600億円でベトナムカジノ開発再開

2015.09.10 / カジノ

9月9日、現地メディアによると、ベトナムのカンナム省でストップしていた大規模カジノ建設について周大福を中心に再開することが分かった。

周大福は香港で不動産開発やホテル経営などを行う財閥企業で、当初カジノ建設を中心的にすすめていた投資会社ビナキャピタルが周大福に事業譲渡を行ったという。

カジノ建設がストップしていた原因は、ベトナム当局の要求している投資額が5000億円以上と高額な点にあるとみられている。さらにカジノは外国人専用で採算が困難であることも分かっている。

詳しい記者に話を聞いた。

「周大福は開発と同時に、国内客も来場できるようにベトナム政府へ規制緩和を求めていくのではなでしょうか。ベトナムの政体は中国に近く、民主化されていないので政治家よりも官僚が力を持っています。この官僚にどこまで食い込めるかがポイントになると思いますが、同社はその目処がたったのでカジノ開発の再開で600億円もの拠出を決定したのではないでしょうか」

すでに、この計画は3年以上遅れており、ゲンティングループは撤退している。

※写真はホーチミンの様子

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