ラスベガスのカジノ収入16%ダウン/6月度

2015.08.03 / カジノ

8月1日、カジノ業界メディア「AGB」によると、米金融機関のウェルズ・ファーゴがレポートを発表し今年6月のラスベガスのストリップ地区のカジノ収入が前年同月比16%減少したことが分かった。

レポートによれば、6月の収入の落ち込みのなかでもバカラの収入の下落率が大きく前年比マイナス57%。昨年6月、ストリップ地区のバカラ収入は過去最高を記録しており、今年の収入の落ち込み幅がより大きくなった。これに対し、スロットマシンを含むマス(一般)ゲーミングはほぼ横ばいのマイナス4%だった。

同社のアナリストは「バカラの落ち込みは中国政府による反腐敗運動が部分的に影響している」と分析し、中国政府の賭博客に対する監視の目が太平洋を超えてラスベガスにも及んでいることを示唆した。

ウェルズ・ファーゴ, バカラ, ラスベガス