MIRAI、「0円パチンコ」最終報告を取りまとめ 広告宣伝ガイドラインの実効性強化も議論

2026.07.15 / 組合・行政

MIRAIぱちんこ産業連盟は7月15日、理事会後に記者会見を開き、「推しの日(0円パチンコ・パチスロによるお試し遊技)」の最終報告の取りまとめ状況や、広告宣伝ガイドラインの運用見直し、AIプロジェクトチーム(AIPT)の活動について報告した。

5月に全国で実施した「推しの日(0円パチンコ・パチスロによるお試し遊技)」については、業界6団体で作成を進めてきた最終報告書の取りまとめが大詰めを迎えていると説明。速報値https://www.pidea.jp/articles/1779256727から大きな変更はないものの、設置台数や参加者属性、限定景品の展開実績などの詳細データを整理し、参加者アンケートからも新規ファンとの接点づくりとして一定の成果が確認されたという。

一方、未参加ホールから寄せられた意見も取りまとめており、参加しやすい仕組みや運営方法など、次回開催に向けた改善点を検討している。「一度で大きな成果を求めるのではなく、継続することが重要」との認識を示し、開催頻度や実施方法について関係団体で協議を進める考えを示した。

広告宣伝ガイドラインについては、複数回の是正勧告を受けても改善が見られない法人への対応や、ガイドラインの実効性向上が主な議題となった。

議論では、「入賞状態」や「設定」を過度に示唆する広告表現への対応に加え、ルールを守る事業者が不利益を被らない「正直者が馬鹿を見ない」環境づくりの必要性を確認。広告宣伝は業界の自主規制を前提に認められているとの認識を共有し、自浄作用をさらに高めていく方針を示した。

また、遊技産業健全化推進機構との連携状況についても説明。ガイドライン違反の疑いがある事案は機構からホール関係4団体へ共有され、最終的な是正勧告は4団体が判断する一方、悪質なケースでは機構が法人への意見聴取を行うなど、監視体制が運用されていることを紹介した。

このほか、AIプロジェクトチーム(AIPT)の活動報告も行われた。現在はホール企業など8社が参加し、来年の正式な委員会化を見据えて勉強会を継続している。

この日の会合では、AI活用状況や導入時の課題、経営トップの関与度などに関するアンケート結果を共有したほか、導入時の組織的な課題やセキュリティー対策についても意見交換を実施。AI技術の急速な進化を踏まえ、業界として活用を加速させる必要性を確認するとともに、サイバーセキュリティー対策を含めた競争力強化につなげていく方針を共有した。

お試し遊技, 0円パチンコ