〝0円でお試しプレイ〟「推しの日」GW本番で本格始動

2026.03.31 / ホール

パチンコ・パチスロ業界の主要6団体(全日遊連、日遊協、MIRAI、余暇進、日工組、日電協)は3月31日、「推しの日」プレテスト実施の発表会見を行った。メーカーとホールが一体となり、新規ファン創出に挑む本プロジェクトは、ゴールデンウィーク本番の5月2日・3日に全国規模で展開される。

会見ではまず、この20年で遊技人口が約60%減少し、現在は成人の93%が未経験層という厳しい現状が共有された。

この打開策として打ち出されたのが、「推し活」発想を取り入れた新たなファン創出モデル。業界横断で「認知→興味→体験→定着」の導線を設計し、未経験層の取り込みを狙う。

今回の施策の核となるのが、初心者向けの「お試しプレイ」、いわゆる〝0円で遊べるパチンコ・パチスロ〟だ。これは、未経験者がお金を一切使わずに遊技を体験できるコーナーで、これまでの参加ハードルを一気に下げる仕組みとなっている。

お試しプレイの主な特徴は以下の通り。

・完全無料(0円)で遊技可能

・スマパチ・スマスロ限定(玉・メダル混在防止)

・1店舗最大40台(パチンコ20台+パチスロ20台)

・時間制(例:30分交代)など運用は各店裁量

・ピンク基調の統一装飾で初心者導線を明確化

また今回の取り組みでは、メーカーとホールが役割分担しながら連携する。メーカーはIP・コンテンツ・プロモーションを担い、ホールはリアルな遊技体験を提供する。プロモーションでは、人気インフルエンサーによるSNS拡散や「ニコニコ超会議2026」との連動、店内POP・音声・ビジュアルの全国統一。オンラインで認知を広げ、リアル来店へと直結させる導線を構築する。

さらに、来店を後押しするのが限定賞品〝推しグッズ〟だ。こちらは通常遊技による賞品となるが、アニメなど人気IPを活用し、「この日、この場所でしか手に入らない」グッズをカタログ形式で展開。「遊ぶ」だけでなく、「推しを手に入れる」体験が来店理由にもなる設計だ。

そして、本プレテストは単なるイベントではない。今後の業界再生モデルを検証する〝実験〟でもある。来店者の反応や現場オペレーションなどを分析し、継続的な施策へと発展させていきたい考えだ。

写真左から合田康広・全日遊連副理事長、佐藤公治・MIRAIぱちんこ産業連盟副代表理事、永谷俊介・日工組広報WTリーダー、加藤勉・日電協広報WG長


 

「推しの日」のポスター

 

お試しプレイ, 推しの日, 0円パチンコ, 0円パチスロ, 5月2日・3日