MIRAI会見、「推しの日」始動へ 〝0円パチンコ〟で新規拡大

2026.03.24 / 組合・行政

MIRAIぱちんこ産業連盟(MIRAI)は3月24日、定時理事会後の会見を開き、金光淳用代表理事と佐藤公治副代表理事が、ホール4団体と日工組、日電協による新規ファン獲得に向けた〝0円パチンコ・プロジェクト〟「推しパチの日・推しスロの日」(通称:推しの日)の実施と、MIRAIが推進しているAI活用の方向性について説明した。

「推しの日」は、若年層や未経験層を主なターゲットとした体験型施策で、5月2日・3日にプレテストが実施される予定。施策の柱となるのが、スマート遊技機を活用した「お試しプレイ」で、参加者は料金を負担せずに遊技体験ができる。

お試しプレイで得た出玉は景品交換の対象外とし、あくまで遊技体験の提供に特化。パチンコ店への心理的ハードルを下げる「入口施策」として位置づけられている。

あわせて、インフルエンサーの活用やアニメIPとの連携、限定賞品の展開などにより、来店動機の創出を図る。無料体験から通常遊技への移行を促す導線設計が特徴となる。

一方、会見ではAI活用についても言及。稼働データの分析高度化や来店予測に加え、広告宣伝ガイドラインの遵守状況をAIで判定する仕組みの検討など、業務効率化とコンプライアンス強化の両面での活用が示された。

特に広告チェックについては、画像処理技術を用いて違反の有無を自動判定する仕組みを業界全体で共有することが視野に入る。これにより、各事業者の負担軽減とチェック精度の均質化が期待される。

また、AIの導入は個社単位にとどめず、業界横断での活用を見据える考えも示された。共通基盤の整備やリテラシーの底上げを通じて、最適な運用を目指す。

参加人口の減少が続く中、「推しの日」による新たな接点創出と、AIによる業務基盤の整備がどのような成果につながるかが注目される。

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