時代に適した広告宣伝に関して警察庁と最終協議中/MIRA12月度定例理事会

2022.12.22 / 組合・行政

2022月12日21日、MIRAIぱちんこ産業連盟(略称・MIRAI、東野昌一代表理事)の12月度定例理事会が都内の「オーラム」で行われた。現地70名とオンライン37名の合計107名が参加した。

理事会後の会見では委員会・部会活動報告が行われた。

その中でMIRAI委員会によるホール4団体広告宣伝WTの検討状況について「具体的には1月以降に資料を整えて説明する」と報告。

これについては「現状では各団体がいろいろと動いているし、かなり前に進んでいる。(警察庁から)公文書が出てしまえばそれを解読するのがなかなか難解なので、より分かりやすい形にできるよう、もう一度行政と話し合いをしてから出そう、ということになっている。当初は12月に出る予定だったが、もう少し先に伸びるのではないか」(東野代表)、「行政の文書に対して我々が口を挟む立場にないので、発出された際にホールがどう理解して受け止めるかという仕様書を準備している。それが1月以降になると予測している」(金光副代表)と語った。

社会連携委員会からは2月に予定しているSDGsセミナーの準備に先駆け、委員会内でSDGsゲームをプレ体験したこと、同会が運用している公式Twitter「Re:ゼロ予算から始めるTwitter生活部会」がフォロワー数2000人を達成、今期3000を目指すとした。

人材委員会に関しては第1期MIRAI店長塾振り返り会を3月23日〜24日に湯河原で開催するとして、今後は団体加盟している日遊協と相互乗り入れという形で参加者の質と量を増やしていきたいとの方向性を示した。

営業戦略委員会ではスマスロの導入後の情報交換が行われ、「かなり具体的なホール現場の状況が報告されている」とした。

これについて東野代表は「機械が足りない店、ユニットが足りない店の両方の問題が発生している。発注状況についても確認はしているが、意外に発注していないホールも多いことが分かった。また、機械の性能面で4機種出ているが、玉単価などがまったく違いますから……」などと現状を語った。

また、金光副代表は「総じて言えば、供給されているユニットに対し、7割程度のスマスロが設置されているという認識でいる。ただし、ユニットメーカーによっては供給台数が少ないところもあり、そういう(メーカーと取引している)ホールでは機械はあるがユニットが足らないケースもある。部会の中ではそういう不整合や、スマスロ導入によってその他の遊技機の稼働状況や集客がどう変わったか、相関が強かった機械などについて意見を交換した」と付け加えた。

効率化委員会では12月8日にスマホを使った新しい技術、次世代インカムプレゼンテーションが行われる一方、共同購買研究部会は取引商品の拡大検討を行なったと報告した。また、12月12日に開催された青年部会では電気代高騰について検討された。

東野代表は「コロナが続く厳しい営業環境の中で1年が終わろうとしている。スマスロが11月に導入されて来年につながる希望が持てる展開になるのではないかと期待している。MIRAIの活動内容についても今まで自粛してきたが、今後コロナとともに本格的に実施していこうと会員には伝えている」と今年1年を振り返りつつ、来年の抱負を述べた。

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