ボーナストリガー(BT)機は6月ごろから導入の可能性!? 想定される5つのタイプを発表!
2025.02.26 / 組合・行政2 月19 日、都内の日本遊技機工業組合(日工組)会議室で「ボーナス・トリガー(BT)」の遊技性能などに関する発表会が行われた。日工組から榎本善紀理事⾧、盧昇副理事⾧、日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)からは小林友也理事⾧、大泉秀治副理事⾧たちが登壇した。
会見のポイントは以下の3点。
- BT機はAT機とノーマル機の中間ぐらいの立ち位置
- リアルボーナスが連続するこれまでにないゲーム性を創出
- 初めの導入はスマスロの導入時と同様に各社足並みをそろえて数機種まとめて市場に投入する予定。導入時期は6月ぐらいのイメージ
現状想定されるBT機の仕様は以下の5パターン
①ループタイプ

通常時は3枚掛けで遊技し、BB(赤7揃い:156枚)とRB(BAR揃い:96枚)に当選した場合は、それぞれの枚数を獲得して再度3枚掛けの通常時へ。BTボーナス(青7揃い:100枚)に当選した場合は、ボーナス終了後1枚掛け遊技となり、BB・RB・BTボーナスの高確率状態へ移行。1枚掛け中はBB&RB:BTボーナスの比率が50:50になり、BTボーナスに当選する限りBTが継続。BBorRB当選で再度通常時へ移行。BT継続率約50%のループ仕様。
②プレミアムループタイプ

通常時は3枚掛けで遊技し、BB(赤7揃い:210枚)とRB(BAR揃い:104枚)に当選した場合は、それぞれの枚数を獲得して再度3枚掛けの通常時へ。極低確率のBTボーナス(白7揃い:100枚)に当選した場合は、ボーナス終了後1枚掛け遊技となり、BB・RB・BTボーナスの高確率状態へ移行。1枚掛け中はBB&RB:BTボーナスの比率が15:85になり、高確率でBTボーナスに当選することでBTが継続する。BBorRB当選で再度通常時へ移行。移行率が低い代わりにBT継続率が85%にアップしたプレミアムループ仕様。
③引き戻しループタイプ

通常時は3枚掛けで遊技し、BB(赤7揃い:170枚)とRB(BAR揃い:90枚)に当選した場合は、ボーナス終了後1枚掛け遊技となり、BB・RB・BT終了当たり(リプレイ・リプレイ・ベルなど)の高確率状態へ移行。1枚掛け中はBB&RB:BT終了当たりの比率が50:50になり、BBorRB当選で再度BTへ移行。BT終了当たり入賞で通常時へ移行する。ボーナス当選で必ずBT移行となり、約50%でBTが継続する引き戻しループ仕様。
④ボーナス2回セットタイプ

通常時は3枚掛けで遊技し、BT突入となる1セット目のボーナス(赤7揃い:180枚)に当選した場合は、ボーナス終了後1枚掛け遊技となり、即2セット目のボーナス(リプレイ・ベル・リプレイなど)に当選して約130〜170枚を獲得。2セット目終了後は通常時へ移行する。BB当選で310〜350枚程度を獲得できるため、現在のノーマルタイプでは実現不可能なボーナスの枚数を獲得できるボーナス2回セットタイプ。
⑤ボーナス獲得枚数上乗せタイプ

通常時は3枚掛けで遊技し、BT突入となる初回ボーナス(赤7揃い:100枚)に当選した場合は、ボーナス終了後1枚掛け遊技となり、50%で上乗せボーナス(リプレイ・ベル・リプレイなど)に当選し、50%で終了ボーナス(リプレイ・リプレイ・ベルなど)に当選する。どちらも110枚獲得し、上乗せボーナス後は再度1枚掛けの高確率状態へ、終了ボーナス後は通常時へ移行する。上乗せボーナスに当選する限りボーナスが終了しないため、1度のボーナスで大量獲得が見込めるのがボーナス獲得枚数上乗せタイプ。
現時点では、上記のような仕様の機械が作れるということ。今後は各遊技機メーカーがそれぞれの仕様を考慮した上で、確率や演出などを作り込んだ機械が登場してくることになる。まだ導入日など詳しくは決定していないが、すでにいくつかの機種の適合情報を出ている。詳しいゲーム性が判明次第、改めて詳報していきたい。