日電協・小林理事長、警察庁の見直しを追い風に市場シェア10%達成へ決意

2026.06.16 / ホール

日電協(小林友也理事長)は6月12日、第46回通常総会を開催。令和8年度事業方針では、ボーナストリガー(BT)搭載機の普及促進や業界活性化に向けた取り組みを継続する。

総会後に開催された懇親会で小林理事長は、業界にとって明るい話題として警察庁による制度運用面での見直しに言及。「警察庁から非常にありがたい考え方を示していただいた。これによって私たちメーカーはますますやる気になっている」と述べ、遊技機開発を取り巻く環境改善への期待感を示した。

その上で小林理事長は、自らが掲げる「BT10」の実現に改めて意欲を示した。

「私がずっと『BT10』と言い続けてきたので、いつの間にか私の公約ということになっている。なんとしても来年6月までにBT機のシェア10%を達成しなくてはいけない」と語り、BT機普及への強い決意を表明した。

日電協は令和8年度事業方針において、BT機の設置シェア10%を目指す「BT10」を重点施策に位置付けた。令和7年度から販売が始まったBT機について、型式試験申請の促進や行政への試験簡素化要望を継続しながら普及拡大を図る方針だ。

一方で、BT機の現状について小林理事長は「昨年6月から販売を始めたBT機だが、現在の市場占有率は3.3%」と説明。「一部ホールでは高い評価をいただいているが、まだまだ私たちの努力が足りない」と率直な認識を示した。

普及促進に向けては回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商)との連携強化を進める。小林理事長は、来月に回胴遊商の会員約120人を対象とした勉強会を開催することを明らかにし、「日電協がどれだけ本気でBT10に取り組んでいるのかを伝え、協力をお願いしたい」と述べた。

また、「メーカーも販売会社も一緒になってBT機についてホールへ説明し、知識を深めていただく必要がある。メーカーとホールの関係をさらに良いものにしていきたい」と語り、業界全体でBT機の理解促進を進めていく考えを示した。

なお、令和7年度の日電協証紙発給枚数は56万575枚となり、前年度比31.7%増となった。

BT10, 警察庁, 制度運用面の見直し