【業務効率化ウォーズ】/パチンコホールの業務はPythonで自動化できるのか!?(PR)

2026.06.08 / ホール

連載第4回/「あっすげえ!」KEN覚醒の瞬間、ブレイクスルーは突然に。

……

「(これExcelでやればいいやん……)」

 前回の授業でPythonによるExcel操作の自動化が可能になったが、実は参加者たちはこのスゴさにピンと来ていなかった。そんな時にちょっとした事件が起きる。

 これまで授業中に組んだきた細かいプログラムの数々があるが、どうやらそれらを、「上から順番にまとめて実行できる」らしい。

 複数の処理をワンクリックで実行できる。まさに業務自動化の真骨頂。それに気付いた瞬間、パズルのピースがカチカチとハマるように、今まで自分たちが学んできたことが、頭の中で形になっていった。

 そんなブレイクスルーによって、俄然やる気を示した生徒がKENだった。このセミナー中に初めて心から、「あっすげえ!」とニヤリ。この時のことをKENは振り返る。 

 「やりたい処理に対応した小さいプログラムをたくさん組めば、再生ボタンを押すだけで一気に自動化できる。それがやっとここで分かりました。商圏や機種稼働状況なども分析しているのですが、データを読み込ませてボタン押すだけでまとめられる。めちゃくちゃ便利やないですか。それが分かったのでヤル気が出てきました」

 この一件は田中先生にとっても印象的だったようで、

「KENさんは、やる気にムラがある印象があったのですが、学んでいることの必要性や応用方法を理解したあとの学習意欲の高まりはかなり印象的でした」

と振り返ったのだった。


 学習意欲は最高潮に達したが、新しい学びはさらに進んでいく。 

 今回からは、今までよりもさらにレベルを上げ、ついにHTML(ホームページの元になるスクリプト)とPythonを連携させプログラムを実行していく。いわゆる「スクレイピング」だ。

 超簡単に内容を解説すると「WEB上の情報を自動的に収集・分析する」というもの。それを聞くだけでも「難しそうだな」と思われるだろうが、それはその通り。今までやって来た内容から比べると難易度の桁が違う。

 なんせ「Python」だけではなく「HTML」、さらにそれに付随するスタイルシートやJavaなど、一言で言うと「広範な知識が必要になる」ものだった。

 さすがに経験者水谷、覚醒KENの両名もスクリプトの書き方にはやや戸惑いを見せる。I爺に関しては、田中先生の言葉が右の耳から左の耳へ通り抜けていくのが見えた。

 そしてこの展開も田中先生はお見通しだったそうで、スクレイピングの授業について「みなさんのリアクションは想定内」と語った。

 実はこの「スクレイピング」という技術はほぼ紋切り型(どうやっても同じ型)であり、やり方さえマスターしてしまえば誰がやってもほぼ同じ書き方になる。従って、内容を理解するというより、やり方を手続きのように覚えるのが肝心なのである。

 ここで大事なのはモチベーションを崩さないこと。これについては水谷、覚醒KENともにWEB上の情報を集計してビッグデータ化する作業は日常的にやっており、ホール営業にガッツリ携わる2人は強い。

「スクレイピングって何?」からスタートしたI爺よりも、その時点で大幅なリードがあった。 

 特に水谷に至っては他のツールでスクレイピングを活用しており、ただそれをPythonに置き換えて理解すれば良く、むしろこの授業に関しては「ワクワクが勝った」と語っていた。

 この日、水谷とKENから飛び出した質問内容は、「会員制サイトはどうなる」「どこまで収集していいのか」など、適法・適正な利用の範囲を探るような実務的な物が多く、すぐにでもスクレイピングをモノにしようという姿勢が見える。

 前回覚醒したI爺は頑張ってはいたものの、「ハッキリ言ってこの戦いにはついていけない…」と追い返された某キャラよろしく、誠に残念ながらここで事実上の離脱となった(一応I爺の名誉のために言っておくと、本人にはどうしようもないPCトラブルの影響もあった)。

 だが、もちろんリアルタイムで授業についていくのを諦めるだけで、復習により追いつくことは可能だし、そのための学習ツールもそろっているのがENTERの業務自動化研修。

 授業についていくことも重要だが、それ以上に自己学習の時間をいかに設けるかが重要だったりする。


 さて、次回からはいよいよプログラム自体を自動化する「バイブコーディング(AIを活用した自動プログラミング)」に入っていく。

 今回の授業で学んだ、「スクレイピングとはなにか」「どうやればいいのか」といった概念と、そこから発生する実作業をAIの力を借りることで自動化していく。

 実は、今回の業務自動化研修でもっとも大事な部分がここ。コードはAIが書いてくれるから自分で書けなくてもいいのだが、最低限基礎は知っておく必要がある。

 元からプログラミング経験があった水谷、今回覚醒して俄然やる気が出たKEN。2人の脳内には、そろそろPythonの利用を通じて「効率化のためのアイデア」が浮かんでいる頃のハズ。

 果たして彼らは今までの知識とバイブコーディングを利用し、どのようなアプリを生み出すのか。次回、業務効率化ウォーズ最終回をお楽しみに!

(前回授業はコチラ↓)

業務効率化ウォーズ, Python, ENTER