帰ってきた!Twitterでは言えなかったXXXな話「アスカちゃん【埼玉パチンコアスカの企業キャラクター】」

2025.10.22 / 連載

TwitterがXに変わってしまったので、プチタイトル変更。ホールでSNSを担当する方々に、わざわざ本人が語らなそうなことを、第三者であるPiDEAが根掘り葉掘りする企画。

今回の「言えない話」

ふふ、それはもう完全に私のプライベートをアスカちゃんに染み込ませた内容になってます。 

 


異動1カ月でSNS提案へ。敏腕女性プロデューサーの爆誕。

PiDEA編集部(以下略編):今回は埼玉県熊谷市を中心に7店舗を展開するアスカグループの企業キャラクター「アスカちゃん」を取材します。

アスカちゃん(以下略ア):よろしくお願いしますピヨ! 

今回いつものシュールな動きは封印して、真面目にインタビューを受けてくれたアスカちゃん。でもこの顔はきっとふざけたくてうずうずしているに違いない。

 

編:あの、想像以上に可愛らしい声で驚いているのですが、アスカちゃんの中の人は女性で間違いないですよね。今回の取材でそちら明かしちゃってもいいのでしょうか。このまま内緒で進めることもできますが……。

ア:問題ありません。これまで明言はしてこなかったのですが、なんとなく匂わせのようなことはしていましたし、今回の取材を機に公表してみようかなと思いま……思うピヨ!

編:語尾までアスカちゃんに忠実だ(笑)。PiDEAで初公表させていただけるなんてとても嬉しいです。今回は性別以外にもアスカちゃんの中の人について根掘り葉掘りさせていただこうかと思うのですがよろしいでしょうか。

ア:あっ、ではアスカちゃんモードは一旦休憩にして(笑)。お恥ずかしいのですがなんでも聞いてください。

編:ありがとうございます。ではさっそく。アスカちゃんアカウントの運用はどういった経緯で始まったのか教えてください。

ア:私自身、新卒2年目で入社からの1年間は店舗に勤務したのですが、今年の4月に本社営業部へ異動しました。元々、ブランディングやマーケティングに力を入れたいという思いが入社のきっかけにあったので、それが叶う部署へ配属されたかたちです。どうやったらアスカという会社をもっと知ってもらえるかという施策を立てる中で、SNSに力を入れたいと提案しました。その際、私個人で発信するよりも「アスカちゃん」という名前で発信した方がアスカという会社の認知度を上げられるかな、と思い今の運用に至ります。

編:4月に異動されて、アカウントは約1カ月後の2025年5月からスタートされていますよね。かなり早いスピード感だと思うのですが、SNSに力を入れたいと提案してから実際にスタートに至るまで、すべてご自身で発案されたのでしょうか。

ア:もちろん周りの方々の協力があってになりますが、そもそものアカウント開設の提案や発信の方向性、運用スタイルなどすべて私が発案しました。

編:すごいですね。新しい部署に配属されてすぐに、自らアイデアを出して、新しいことに挑戦している。なかなかできないことだと思います。実際にアスカちゃんのアカウントは設立されて半年も経っていないのに、すでに3000人近くのフォロワーがいらっしゃいますよね。フォロワーを増やすために行っていることはありますか。

ア:現時点では、こちらからどんどんフォローしていく作戦をとっています。まずは通知を見てもらった時に「なんだこの企業は」と気になってもらいたくて。企業キャラクターなのに、ホールの床で休日のお父さんスタイルで寝転がっている姿をアイコンにしていますし(笑)。その後、投稿も見ていただいて、ファンになってもらえればいいかなという狙いです。

編:あのアイコンはインパクトありますよね(笑)。それで言うとアスカちゃんのキャラ設定も、麻雀やストファイが好きだったり、女性アイドルの推し活をしていたりと他の企業キャラにはない個性的なものになっていると思うのですが、これも中の人のアイデアでしょうか。

ア:ふふ、それはもう完全に私のプライベートをアスカちゃんに染み込ませた内容になっています(笑)。

編:そうだったんですね。若い女性の趣味としてもギャップがあって驚きなのですが、それをアスカちゃんにも反映させているのにはどんな狙いがあるのでしょうか。

ア:我ながら20代女子らしからぬ趣味だとは思うのですがそれは置いておいて(笑)。アスカちゃんというキャラクターに人間味を持たせたかったんです。ポストの内容を考えるのも私なので、私が本当に好きなものに関してはポストにも自然と気持ちが乗ります。それがアスカちゃんの個性として反映されれば、一企業キャラクターの域に留まらない、ちょっとクセのあるキャラクターになると思ったんです。なのでアスカちゃんは、推しアイドルの卒業発表があればピヨピヨ(涙)と泣きますし、麻雀でツモれればドヤったりします(笑)。もう1つはパチンコユーザー以外にも「埼玉にアスカっていうパチンコ店があるよ!」と認知していただきたかったからです。実際にアイドル好きなXユーザーの方にも反応していただけたりと、コミュニケーションの幅が広がりましたね。

編:確かに。人間味のあるキャラクターの方が親近感が沸きますし、自然と運営する会社に対しても好印象を抱きやすいかもしれませんね。

ア:それがアスカちゃんの目指すところでもあります。アスカの経営理念は「お客さまを家族のように大切にする」なので、我々がお客さまを大切にするように、お客さまからもアスカちゃんが愛される存在になってほしいと常々考えています。アスカちゃんを入り口に会社が愛されることにつながればいいなと思いますね。

編:アスカちゃんのキャラクター性とは対照的に、中の人はなかなかの戦略家だ。通常ポストだけでなく、動画投稿にもかなり力を入れているのかなとお見受けするのですがいかがでしょうか。

ア:そうですね! 「アスカちゃんチャレンジ企画」として中国駒に挑戦してみたり、目隠しをして棒でバシバシ叩かれてみたり……(笑)。目指すのはふなっしーやちぃたん☆のような、面白い企画や動画で注目を浴びられる存在です。

編:躍動感のある動きからシュールな動きまで結構やっていることが幅広いですが、すべてお一人でやられているのですか。

ア:中の人と言っても、動いているアスカちゃんの中の人は実は私ではないんです。イベント時や動画撮影時は、私は常にアスカちゃんの傍で指示を出すプロデューサー兼マネージャーのような役割で、実際にアスカちゃんの中に入ってもらうのは毎回その店舗のスタッフさんにお願いしています。なので店舗ごとにそれぞれ動きの味があるので、そういったところも楽しんでいただけたら嬉しいです。

編:アスカちゃんアカウントとしての今後の目標を教えてください。

ア:X上でアスカというパチンコホールを知らない方はいないというところまで認知を広げたいです。そのためにもアスカちゃんのアカウントをどんどん大きくしていきたい。来年の創業日は令和8年8月8日という8がそろう日になるので、そこに向けて、フォロワー数を1万、2万という大きな数字にしたいと考えています。

編:いつかふなっしーやちぃたん☆と並んだアスカちゃんを見れる日が来るかもしれませんね。

ア:船橋のふなっしー、秋葉原のちぃたん☆、そして埼玉のアスカちゃん。そうなったら嬉しいですね。でもその2キャラと共演するなら、絶対に体を張ったことをしなきゃだな。今から竹馬やボクシングやプロレスを叩き込まないとですね。

編:どうしよう。一気にスパルタプロデューサーのモードに入っちゃいました(笑)。

CAP:アスカちゃんのポストはインパクトと親近感を大事にしているという。営業感はなるべく出さない、というのが中の人のこだわりポイント。


聞き手:PiDEA編集部 佐藤ちゃん(@satochan444)

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