学生遊技連盟が新企画発表、ノンユーザーの獲得とリクルートイベントの強化へ! ~2024年度活動報告と2025年度計画~
2025.06.26 / その他2025年6月25日、学生遊技連盟(学遊連)は記者説明会を開催し、2024年度の活動報告と、業界の未来を担う2025年度の新たな企画・実施スケジュールを発表した。学遊連は、パチンコ・パチスロが好きな学生の交流や、大学では学ぶことのできない実践的な活動を通し、学生主導で業界の新たな可能性を見出すべく、若年層に向けた新しい取り組みを続けている。

一般社団法人ぱちんこ広告協議会 理事 岡崎 翼、一般社団法人ぱちんこ広告協議会 理事長 岡林 克彦、
学遊連 代表理事 毒島 大輔、学遊連 アンバサダー ひなた
◆下段左から
学遊連 学生代表 有村 颯太、中村 ターリック、岸野 楽人、田中 勇斗、GOUN FES担当 小林 敬史
学遊連の中村ターリック氏からは、全国で開催された「PS:Japan 2024」の結果が報告された。総エントリー数は減少したものの、実際にパチンコホールに足を運んで遊技した実参加者数は前年を上回る延べ3,380名を記録。さらに、ノンユーザーの比率も向上し、若年層がパチンコ・パチスロに触れる多くの機会を創出できたと評価された。プロモーションでは、2年連続で公式スペシャルサポーターにYouTuberのレジスタンスを迎え、SNSショート動画や大手卸売チェーンのドン・キホーテとのコラボレーションも実施。参加者アンケートでは、「友人からの紹介」が参加動機の半数以上(約51%)を占め、YouTubeやXなどのSNSも効果的であった。大会後のアンケートでは、全体的に80%を超える高い満足度を示し、次回参加意欲は98%と非常に高く、82%以上がパチンコ・パチスロに興味を持ち、95%が友人に推奨したいと回答するなど、2025年度への大きな期待感が示された。
田中勇斗氏からは、2024年度のリクルートイベントについての報告がされた。学遊連が業界への優秀な学生のリクルート支援を目的に行なっている、就職説明会「超アミュジョブサミット」を含む3つのイベントで、合計1,000名を超える実参加者があったという。これらのイベントを通じて、41名の業界内定者を輩出し、業界への第一志望・第二志望度が約39%から約53%へ14%向上した。これは、参加企業の熱意あるプレゼンが学生に直接伝わった結果だとされている。
学遊連 有村颯太学生代表は、2025年度の活動方針として、「ノンユーザーへのパチンコ・パチスロの訴求、イメージ向上、接触機会の増加をより強力に進めていきたい。」と表明した。
特に注目される新企画として、若年層ノンユーザーをターゲットにした全く新しい学生参加型イベント「GOUN FES」と「謎解きは遊技のあとで」の開催が発表された。
「GOUN FES」はサイコロ、じゃんけん、ポーカー、パチンコ・パチスロなど「運」にまつわるゲームで「日本で一番運の強い大学生」を決めるトーナメントと、学生パフォーマーによるユースライブで構成。パチンコ・パチスロに触れる新たなきっかけを提供する。将来的には全国規模での開催も視野に入れているという。

・開催日時:2026年1月10日(土)
・開催場所:福岡ファッションビル
・想定動員数:全国の大学生1,000名
・申込方法:公式SNSで随時公開。
・公式SNS:
Instagram
https://www.instagram.com/gounfes_2026
TikTok
https://www.tiktok.com/@gounfes_2026
「謎解きは遊技のあとで」は2025年7月から約半年間、全国のパチンコホールの店頭ポスターから参加できる謎解きイベント。京都大学・早稲田大学の学生が問題を作成しており、謎解きを通じてノンユーザーがパチンコに親しむきっかけを提供することを目指すという。

<開催期間>
・1クール目:2025年7月1日(火)〜9月30日(火)
・2クール目:2025年11月1日(土)〜2026年1月31日(土)
※18歳未満は参加できません
<賞品>
・学生コース
-A賞『ワイヤレスイヤホン』抽選で1名様
-B賞『ご当店ラーメン10食セット』抽選で3名様
-C賞『コーヒーショップで使えるプリペイドカード』抽選で100名様
・一般コース
-A賞『カタログギフト』抽選で1名様
-B賞『宮崎牛(すき焼き用)』抽選で3名様
-C賞『コンビニで使えるプリペイドカード』抽選で100名様
<HP>
イベントの詳細や参加方法については、以下HPより。
https://jspa-nazotoki.com/lp/
また、主力の「PS:Japan 2025」を開催することが発表された。今期はこれまでのチーム戦形式を、より参加しやすい「2人1組のタッグ戦」に変更し、友人からの誘いを参加動機とする点を強化。決勝大会の奨学金総額は777万円を予定している。また、予選形式に、ホールでの地方予選に加え、8月から12月まで毎月開催される「全国オンライン大会」(オンラインクイズ形式)を新設するという。2025年8月10日には、「PS:Japan 2025 みんパチ・スロサミ特別予選」を実施し、より多くの参加者を受け入れる体制を構築。決勝大会は例年の沖縄から横浜での開催へと変更され、公式スペシャルサポーターにはYouTuberのレジスタンスに加え、新たに人気ユニットのストリーマー回胴録を起用する 。今期の目標エントリー数は、昨年の悲願でもあった7,777人を目指すという。
リクルートイベント「超アミュジョブサミット」もエリアを拡大し、全国5箇所で開催される。
質疑応答では、すべての企画が学生の発案であり、大人のサポートを得て完成に近づけていることが明かされた。特に、ノンユーザーへのリーチ不足という学生側の課題意識から、直接的ではない「少し遠回り」なアプローチでパチンコの魅力を伝える企画を意識したと説明があった。
パチンコ広告協議会の岡崎翼理事は、学遊連が業界の最大の課題である「新規ユーザーの獲得」に貢献することを期待し、その活動は共賛企業からの資金で成り立っていると述べ、今後も応援を呼びかけた。学遊連の有村代表は、「パチンコを愛する」学生職員たちが、その魅力と面白さをノンユーザーに伝え、「パチンコ業界を日本で一番熱い場所にする」という強い信念を持って活動していると強調し、今後の全力での取り組みと応援を求めた。
