2025.07.18/その他
届かなかった悲願 阿部やすひさ氏の経験を糧に次へ
2025.07.21 / その他7月20日に行われた参議院選挙(全国比例区)で、自民党新人の阿部やすひさ氏は惜しくも自民党内12位に届かず落選となった。
阿部氏は「全国の業界関係者の皆さんが本当に頑張ってくださった。結果は残念ですが、この挑戦が業界の存在感を高める一助になったと確信しています」と語り、支援者への感謝を述べた。
当日は開票が難航し、なかなか前に進まない状況のなかでスピーチが行われた。開票結果は21日9時前時点で出ていなかったが、阿部氏は「なかなか厳しい状態」「票がなかなか伸びていかない」と、選挙戦の手応えとは裏腹に厳しい状況であるとの認識を示した。また、政権与党に対する批判や逆風が票の伸び悩みの一因であったのではないかと述べ、多くの有権者が投票には行ったものの、その票が自分たちにつながらなかった可能性も示唆した。
自民党の全国比例区は31人が立候補(うち特定枠2名)。予想通り12議席を確保したが、阿部氏は当選ラインに届かなかった。業界としての“初の自前候補”による国政進出は次回以降に持ち越された。
選挙期間中、全国のホールや関連企業による支援の輪は広がりを見せ、現場からは「この経験を糧に次の一手を考えたい」との声も上がっている。
阿部氏は「業界全体としてまとまり、動けたことは一つの財産だ」と振り返り、今後もこの連携を生かして業界発展に尽力したいという意志を語った。
(7月21日午前9時現在)