PiDEA X編集部(以下略編):今回のTwitterでは言えないXXXな話は、ルルーシュのアイコンでお馴染みの桃源郷@キング666東海店さん(@King666_toka)に聞いていこうと思います。よろしくお願いします。
桃源郷@キング666東海店(以下略桃):よろしくお願いします。
編:桃源郷さんって何回かアカウントを転生させてますか?
桃:転生というか、店舗を異動する時に店舗アカウントに桃源郷という名前をつけて店舗アカウントを運用しています。
編:なるほど。キング666東海店のアカウントが最近かなり勢いを増していますが、それよりも前に桃源郷さんを知っているような感覚はそのせいだったんですね。
桃:2023年の2月から東海店の店長に就任し、このアカウントの運用を始めていますね。フォロワーも200名くらいから今の5000名強まで伸ばしました。
編:長年SNSを運用してきたからこそ、ノウハウが各アカウントにフィードバックされているように感じ、他のアカウントへの絡み方が上手いような印象です。
桃:どうなんでしょう、運用面は一般のユーザーさんとあまり大差ないと思います(笑)。
おはようございます。
— 桃源郷@キング666東海店 (@King666_toka) May 14, 2024
5月の新台は予想通りの順番で稼動してるわけですが、
サミーさんより
Lエウレカセブンが何が足りないですかって質問がありました。
全国データより
⑤+率75%over ⑥+率92%over
と最近のスマスロで言われる高設定の勝率はいい方ですが、何が物足りなさとしてあるのでしょうか?…
(キャプション)ユーザー目線によりそったポストでバズった成功例。ホール店長ならではの問いかけで大きな反響があった。
編:例えばしまんくすさんの絡みとか、ポストを一気に拡散させる狙いとかがあったんじゃないのかなと。
桃:正直、何も考えていなかったですね。面識があるので何か送ったら返ってくるかな程度でした。
編:裏側で口合わせも特になく……?
桃:ないですね。むしろ今まで狙ってポストしてインプレッションを稼げたポストってあんまりないんです。なかなか狙ってバズらせるのは難しいですね。
編:多くのSNS担当者が抱える悩みの種の1つですね。Xの運用で重視していることって何ですか。
桃:自分が心がけていることと言えば、なるべくユーザー目線に立つということです。その上でアニメ好き店長というキャラクターという設定で運用しています。
編:設定?具体的にお話いただけますか。
桃:私、ぶっちゃけていうとビジネスオタクなんですよ。まったく興味がないわけではないのですが、アイコンにしているコードギアスも1期しかみたことないんです。
編:それにしても、かなりアニメに精通したポストが多いですよね。
桃:台のことは自分も打ちに行くのである程度は理解できるんですが、原作がどうとか、どのキャラがみたいな話になるとどうしても弱くなってしまうので、アニメに詳しいスタッフに聞くようにしています。そういう意見を反映して「自分はここが好き、みんなはどこが好き?」という投げかけでXユーザーの反応を狙っています。
編:確かに、第三者から見たときに、ツボを抑えてるとか分かってる人だなって印象が大きいですね。
桃:こういう目線って、実際のホールでも有効なんじゃないかって考えなんですよね。例えばシンエヴァ筐体って長髪のレイがついているじゃないですか。好きな人もいると思うんですが、それよりもっと原作を理解している人からするとグッとくるシーンってたくさんあると思うんですよ。ここでもスタッフに聞いて、田植えをしているレイを中心にしたPOPを作りました。Xもそうだと思うんですが、詳しい人にとっては「この店、分かっているんだな」という印象も生まれますよね。
編:確かに。そういうお店の方が面白さを感じてついつい足を運んでしまいますね。桃源郷さんが運用できない時は他のスタッフの方が運用しているのですか。
桃:基本的にすべて僕が行っていますが、情報提供してもらっているという意味では東海店全体で作り上げていますね。
編:桃源郷さんレベルだと、もはや個人アカウントと店舗アカウントの両刀運用でも高く人気が出そうですが。
桃:そこはお店を任されている店長という立場上、店にお客さまをつけたいので個人アカウントの運用は考えてません。それに自分のやりたいことは、好き放題会社にやらせていただいているので。
編:桃源郷さんがXを運用する上でメリットを感じている側面ってありますか。
桃:お客さまと密にコミュニケーションが取れるという点でメリットを感じています。お客さまの中には自店のどこで打ってるかポストされる方もいらっしゃるじゃないですか。そういう時はリプを送って温度感を見つつ、自分からフォロワーさんに話かけに行ったりしています。
編:そういうコミュニケーションをとりに行く時ってどんな話をされるんですか。
桃:新台の打感とか、もっとシンプルにお店の中で改善してほしいことを聞く時もあります。こういうことをしていたら、ハウスルールに反したお客さまの報告もいただけるようになりました。僕の中では営業に1番響くことって、こういうお店のお客さまからリアルな声を1つひとつ聞いたりする泥臭さだと思うんですよね。生の声を聞くことが大切だと思いますし、同じようなムーブができる方も少なくなっていると思うんです。
編:SNSをきっかけに店にとってほしい情報を自分の足で聞きに行くとは確かに大切ですね。最後にXを運用する上での目標をお聞かせください。
桃:全力でSNSをやることになると、それだけ時間や労力を割くことになります。そうなるとSNS上の数字を取ることが目的になってしまいそうなので、自分がメリットを感じているようなお客さまとコミュニケーションが取れるツールとしての役割ではなくなってしまうのかなと考えています。一方で、ホールの広告宣伝手法としてSNSありきなのは十分理解しています。ロイヤルグル―プとして今後新規出店も積極的に行っていく会社なので店舗アカウントの影響力をさらに拡大していきます!
ほしまみ見に来たつもりが
— 桃源郷@キング666東海店 (@King666_toka) June 7, 2024
偉い人に事務所に呼ばれたわ https://t.co/0frKwfwp8G pic.twitter.com/gcgLypVOkt
(キャプション)impを大きくのばしたしまんくす氏との絡み。狙っているのかと思いきや、深い意図はなしとのこと。