並び1000人超スゴっ! スーパーライブガーデン小山喜沢店の超集客の秘密に迫る

2023.12.12 / ホール

10月21日、栃木県小山市。気温は16度。冬の木枯らしが吹くほど寒くはない。

8時過ぎに今回取材するスーパーライブガーデン小山喜沢店に到着すると、オール平地850台収容の駐車場は満車状態だった。同店の毎月21日は多くのユーザーであふれ、特に土日祝が重なると、駐車場に停められなくなってしまうほどにユーザーが集結する。

普段であれば8時半に抽選で45分に再整列というのが開店前のルーティーンだが、混雑する日は8時15分からの抽選となる。外に出ている再整列の番号からして1100人ほどの抽選参加があったと推察される。

同店の抽選に参加するユーザーの客層をみると、比較的若めなユーザーが多い。複数人で連れ立って抽選に参加する姿が見受けられる。若いグループといっても専業的な風体ではなく、仲の良い友だち同士で笑い合いながら番号を確認し合っている感じ。もうこの時点で同店が提供するエンターテインメントは始まっていると感じざるを得ない。高揚感のあるBGMでも流せばと思ったが、周囲は住宅街に囲まれている。早朝から派手な演出は意図的に控えているようにも感じた。

8時40分になっても抽選待ちの行列が半分くらい残っている。抽選場所と入り口の動線は重なっているため、同時並行での入店は難しいはずだ。ということは、開店までの残り10分くらいで捌き切るのだろう。すごい手慣れたオペレーション。

パチンコ640台、パチスロ512台のメガホール。8時50分になり、早い番号のユーザーがどう動くのかは気になるところ。ただ1つ解せないのは、これだけの集客があるのに低貸しも充実しているところだ。パチンコなら1.11円と0.22円の2レートが。パチスロなら5.55枚と2.22円の2レートがそれぞれコーナーとして独立している。

そしていよいよ9時になり開店。先に店内で待機させてもらう。朝イチ最速で埋まったのは、入口すぐ「カバネリ」の半円島13台だった。わずか30秒で満席である。小誌の調査によると、どうやらこのコーナーは長年かけて同店の定番になっているようで、1番から遅くても20番以内の番号でなくては座ることができないプレミアムシートとして認知されている模様。今はもう外されてしまったが、「Re:ゼロ」が入っていた時からのお約束なのだ。 

写真奥が入場口。そこからすぐの場所にある「カバネリ」の半円島13台は、開店から30秒で満席となった。人気機種を人気コーナーとして配置させる工夫が感じられる。

そして次に埋まっていったのは、円島の「マイジャグラー」。その後は「新鬼武者2」「バジリスク絆2」「からくりサーカス」といったAT機からの着座が多く、ATを一周したユーザーが「マイ」以外のジャグラーやバラエティーを埋めていった。さすがというべきは、すでに旬を過ぎた「にゃんこ大戦争」や「Lエヴァ」なども全台満台でスタートしていること。ユーザーからの期待の表れに他ならない。9時15分頃になるとパチスロは全台満台となり、その頃にはパチンコにも流れ始め、「エヴァ咆哮」「Re:ゼロ鬼がかり」などが満台。華々しいスタートとなった。 

バラエティーコーナー手前にある「炎炎ノ消防隊」4台もおそらくこの日は当たり機種で、全台がしっかりと出玉を抱えて遊技していた。

 

スーパーライブガーデン, スーパーライブガーデン小山喜沢店