青森県遊協と岩手県遊協が広告宣伝自主規制を廃止

2023.04.06 / 組合・行政

青森県遊協(岩林浩司理事長)と岩手県遊協(工藤嘉理事長)は広告宣伝に関する自主規制を廃止、それぞれ3月27日と28日に組合員に通知した。

青森県遊協では自主規制の廃止に伴いイメージ広告の自粛を解除するほか、ライターなどの招致イベントは可能、グランドオープンやリフレッシュオープンに係る広告期間の制限廃止、構造設備変更や店休日などの条件を廃止した。 

なお、ライターなどを招致したイベントについては、射幸心をそそる内容になっていないか、開催日のおおむね2週間前までに当該ホールが組合支部へ企画書を提出しなければならない。

また、総付については、店内外やHPなどでの告知が可能となり、かつ告知する日の制限や提供時間の告知も自由、提供日の制限もない。これらについて独自に「現行の自主規制内容と今後の対応」とした対照表を作成し、細かく伝えている。

一方、岩手県遊協でも「申合せ事項(自主規制)」を廃止。こちらはホール4団体による「ガイドライン」に加え、その内容に照らして必要と思われる事項を補足した「広告宣伝指針」を示し、併用するようにと組合員に伝えた。

同指針は心構えや具体的な留意点などを列記し、どちらかといえば行き過ぎた広告宣伝を抑制することに力点が置かれている。

この2県に先立ち、3月24日には愛知県遊協が自主規制を撤廃している<関連記事:愛知県遊協が「広告宣伝の自主規制」(平成31年4月25日決議)を撤廃>https://www.pidea.jp/articles/1679886128

今回の広告宣伝の新ルール制定に伴い、こうした過去の自主規制や申し合わせ事項の廃止は今後、他の都道府県遊協でも順次行われると思われる。

 

 

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