2024.03.25/メーカー
3月17日、エース電研はスマート遊技機に対応した新時代の島システム「Isoletta(イゾレッタ)」のプレス発表会を本社ショールームで開催した。
「Isoletta(イゾレッタ)」はエース電研が新時代に対応すべく、スマート機を見据えて開発した。コンセプトは変幻自在、災害に強く、いつまでも資産価値のある島。同社代表取締役の秋田光勇氏も「長年ユーザー様の満足を考えて作り上げた自信作です」と送り出す。
従来の島設備は補給設備と一体となって形成された大きな構造体であるが、イタリア語で小さい島という意味を持つ「Isoletta」はその概念を取り払い、名前から想像できるように1台ずつを単体ユニットとした。
これにより、どこにでも簡単に設置でき、従来の島ではできなかったレイアウトを実現可能にする新時代の島システムとなる。
設置の仕方は2種類あり、レールに固定するだけの簡単施工タイプとアンカー固定式の2種類を準備している。レール固定式は整列された島に使用することで、台間幅の調整や遊技台の増減なども簡単に短期間で行うことができる。また、アンカー固定式は、狭い場所や自由なレイアウトで設置を行える。
基本的にIsoletta(イゾレッタ)は単独の島となっているため、既存の島に増設することも可能だ。また、簡単な工事で廃部材もなくPSの変更を可能とさせる。
また、同時に発表となった単体研磨機のSCMR16は、独自の長寿命布で玉を研磨し、1分間に約1000個の揚上能力があり、基本的に1年ほどはノーメンテナンスで使用することができる。
受注開始は4月3日から。納期は約1カ月ほど。