規則改正当時、6号機規則の中で1番影響を受けるスペックがAタイプといわれていた。そして6.5号機内規へと移行してその結果が顕著に出ている。
Aタイプは内規ではなく規則の規制が多いだけに、6.0から6.5号機まで内規が緩和されてもなお、Aタイプへの緩和は1つもない状況にある。
試験の見直し等を経てベースは若干抑えられるようにはなってきたが大きな変化はなく、メイン機市場の発展が一層進んでいる状況にある。特に沖スロ市場は機種数が限定的な状況で、以前の市場に比べて若干縮小化している。そんな状況下で遂に「ハナハナシリーズ」最新作がリリース開始となり、「沖ドキGOLD」のリリースにより非常に活性化しいる沖スロ市場の更なる活性化に期待したい。
そんな本機はメインシリーズ同様のAタイプとなっており、現沖スロAタイプ市場NO.1のシリーズ機と比較しながら基本情報を確認しよう。
《基本スペック》
機種名 | Sキングハナハナ | Sハナハナ鳳凰 | ||
設定 | BB確率 | RB確率 | BB確率 | RB確率 |
設定1 | 1/292 | 1/489 | 1/297 | 1/496 |
設定2 | 1/280 | 1/452 | 1/284 | 1/458 |
設定3 | 1/268 | 1/420 | 1/273 | 1/425 |
設定4 | 1/257 | 1/390 | 1/262 | 1/397 |
設定5 | 1/244 | 1/360 | 1/249 | 1/366 |
設定6 | 1/232 | 1/332 | 1/236 | 1/337 |
機種名 | Sキングハナハナ | Sハナハナ鳳凰 | ||
設定 | 合算確率 | 出率 | 合算確率 | 出率 |
設定1 | 1/183 | 97% | 1/186 | 97% |
設定2 | 1/172 | 99% | 1/175 | 99% |
設定3 | 1/163 | 101% | 1/166 | 101% |
設定4 | 1/154 | 104% | 1/157 | 103% |
設定5 | 1/145 | 107% | 1/148 | 106% |
設定6 | 1/136 | 110% | 1/139 | 109% |
《仕様詳細》
機種名 | Sキングハナハナ | Sハナハナ鳳凰 |
50枚ベース | 約39.9G | 約42G |
BB | 260枚 | 240枚 |
RB | 120枚 | |
告知割合 | 単独先行告知85%・単独告知10%・チェリー重複後告知5% | |
コンプリート機能 | 搭載 | 非搭載 |
上記の基本スペックの通り、「ハナハナ鳳凰」との比較ではベースを抑えた分、ボーナス確率が上昇している。更に、BBは20枚も多く6号機の中でも多めとなる、260枚の獲得が見込める性能となっており、消化も毎ゲーム13枚純増の20G消化と「ハナハナ鳳凰」の24Gよりも大きく上回る性能となっている。
そして、出率に関しても高設定域は全設定で1%高い数値となっており、設定示唆はシリーズを踏襲したボーナス関連での示唆がメインとなっている。
演出はシリーズを踏襲しており、本機メインのゲーム性となるボーナス告知タイミング割合も「ハナハナ鳳凰」と同じとなっている。
告知方法はハイビスカス点灯だけではなく、「音・リールバウンド・ボタン・フラッシュ・筐体バイブ」とプレミアム演出は多岐に渡る。設定示唆も同様となっており、ボーナス中のサイドランプやスイカ出現頻度が鍵となっている。ボーナス終了後の発光色による示唆は本機新筐体「ベガ」は上部パネルではなく、パネル両脇にある「フェザーランプ」が発光する仕様となっている。
「沖ドキ」時代から比較すると客数比率は25%減となっている現沖スロ市場だが、逆説的に伸びしろがある分野でもある。
さらに「沖ドキGOLD」は、L機の勢いを止めた上に台数が不足していると、今まさにニーズが高まり、沖スロ市場が活性化している状況でもあるため、本機を起点に綱引きは大きく発生する可能性が高いだろう。