パチンコホールでもマスクが解禁!着用は「個人の判断」に

2023.02.16 / 組合・行政

2月15日、全日遊連の阿部恭久理事長は、各都府県方面組合に対して、「パチンコ・パチスロ店営業におけるマスク着用の取扱いについて」を発表した。

警察庁生活安全局保安課長からの周知文章において、業界としてマスク着用の考え方の見直しなどについて対応が求められていることから、21世紀会として、マスクの着用に対応することになった。

その中では、今後パチンコ・パチスロ店に来場するお客さまについては、3月13日からマスク着用は個人の判断に委ねることを決定。さらにパチンコホールスタッフについては、4月1日からマスクの着用を求めないことを基本としている。ただし、ホール営業者がお客さまや従業員に感染症対策上、または営業上の理由などで、マスクの着用を求めることは問題ない。

ようやくこれで約3年間の新型コロナウイルス感染症対策に一区切りつくことになる。完全に脅威が去ったワケではないが、必要や状況に応じた対応・判断は、継続して行なっていきたい。

一方でマスクの着用にはすでに根強い義務感が生まれている。3月13日からはお客さまの判断によってマスク脱着が左右されるため、着用についてホール内での、お客さま同士のトラブルも想定される。トラブルを回避するためのPOPや、張り紙などで周知の必要もあるはずだ。約1ヶ月後までに円滑に対応できるか、パチンコホールの腕の見せ所である。すでに店舗のTwitterアカウントでも意向を示す店舗もあり、準備を進めている店舗もあるようだ。

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