スマスロの全容が明らかに!一部メーカーのイメージモデル機を公開

2022.07.20 / 組合・行政

7月19日、日電協・回胴遊商は公式Twitter上で、スマートスロット特設WEBページ「パチスロサミットONLINE」を公開したことを発表した。同WEBページでは、一部メーカーが開発中のスマスロの筐体イメージや仕組みや遊び方を掲載している。今後は、最新のスマスロ情報を順次公開予定だという。なお同日には「スマート遊技機フォーラム」が開催され、スマパチの新スペックが発表されている。

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スマスロの定義をおさらいすると、以下の定義に当てはまる遊技機のことを指す。

・物理的なメダルをなくした台で、ユーザーが直接メダルを触らずに遊技が可能。

・遊技メダルを電子化、表示装置で管理できる。

・専用ユニットと接続が必要で、出玉情報などを遊技情報センターに送信する機能を持っている。

サイト上で公開された各社の開発中の筐体は、基本的に6号機筐体をベースにしているようだ。今のところは大きなモデルチェンジはない。ただし周知の通り、メダルレスになる影響でメダル投入口と下皿は一新される。

物理メダルをなくすため、スマスロ機ではメダル投入口が排除され、筐体内部のホッパー、メダルセレクターといった部品も削減される。メダル投入口は、専用ユニットと連携した遊技メダル表示装置に変更。サイト上で確認すると、表示装置は持ちメダルの表記を7セグで行い、専用ユニットへ情報を送信できる仕様となっている。 

各社によって表記方法や形が異なる遊技メダル表示装置

専用ユニットには液晶パネルが付属しており、持ちメダルの管理や、貸し出しを行うことが可能。離席する場合の休憩メニューなどが用意されいる。今までは下皿にメダルや物を置いたり、休憩札などでユーザーは台の確保を行なっていたが、専用ユニットで台の確保ができるようになりそうだ。

液晶パネルのメニューには乗り入れ、指定数確保といった項目も。

 またメダルレスになったことで今までのような下皿の構造が変化。携帯やタバコなどちょっとした所持品を置けるような仕様だ。 

左、サミーのモデル機の下皿のイメージ。右、大都の下皿イメージ、小物入れのような形になっている。

同HPではQ&Aも公開されており、以下の内容が記載されている。

 

同日YouTubeチャンネルでは、スマートパチスロの公式PVも展開されている。

何の機種がリリースされるかは、いまだに公式に発表されていないものの、2022年11月のホール導入に向け新たな情報が徐々に開示され始めた。基本的な仕様は、ユーザーにとって特に難しいことはなさそうだ。やはり気になるのは機械の中身だ。いかに有利区間G数の撤廃が行われるとはいえ、ゲーム性がヒットしないことには稼動につながらない。有利区間4000Gの6.5号機が好調なスタートを切った今だからこそ、スマスロにそれ以上の期待を寄せるのはいうまでもないだろう。

 

 

上記の情報は、パチスロサミットONLINEで閲覧することができます。

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