6.5号機、大手パチンコホールはどの台を買った!?

2022.07.08 / ホール

7月4日よりいよいよ6.5号機のホール導入が始まった。しかし、ホール関係者にとって一番の問題は「そもそも6.5号機ってどうなの?」という点だろう。稼動・集客につながるのかわからない。だから購入はいったん控える。と、購入を見送ったホールもあるのではないだろうか。そこで、店舗数を多く抱える大手3法人が6.5号機をどれだけ導入したのか調査を行った。

調査を行ったのは、ダイナム、マルハン、キコーナーグループ。調査した店舗数は814店舗で、7月4・5日には、合計1540台の6.5号機が導入された。また、50店舗が導入予定である(※)。

※7月6日以降導入で、販促物から導入台数が明確にわからない店舗を対象に集計。

調査したグループの中でもっとも導入された6.5号機は、犬夜叉で632台。次にアクエリオンが618台。そしてカバネリが290台という結果になった。もともとの販売台数や、導入週の違いなどがあるものの、カバネリが大きく引けを取る形となった。他の2台は、過去にリリースされたり人気版権だったことも考慮すると、パチスロで初リリースとなるカバネリが避けられたという見解もできるだろうか。

次に大手3ホールの導入傾向をみてみよう。まずはダイナムグループ。集計した372店舗の内、6.5号機を導入したの店舗数は159店舗、合計382台を導入。マルハンは310店舗のうち120店舗が導入を行い、803台を導入。そしてキコーナー、132店舗のうち、61店舗に導入を行い、355台を導入した。導入店舗数を割合でみると、マルハンは38.7%と様子見。微差ではあるがダイナムとキコーナーは40%を超えているため、6.5号機に意欲的とも考えられる。

なお、各ホールでもっとも多く6.5号機を導入した店舗はダイナム愛媛大須店が12台。マルハン横浜町田店が20台、グランキコーナー堺店が30台といった状況になっている。一方でこの後にも「鉄拳5」「新鬼武者2」など人気シリーズの後継機リリースが決まっているため、7月4日導入機種は見送って購入を控えているケースも考えられる。

店舗名 犬夜叉 アクエリオン カバネリ
ダイナム愛媛大須店 4台 4台 4台
マルハン横浜町田店 10台 10台 0台
グランキコーナ 堺店 10台 10台 10台

 

ユーザーの反応は?すでに万枚報告も!

6.5号機へのユーザーたちの反応はかなり好感触のようだ。差枚数で6.5号機の醍醐味を味わう出玉報告もあり、犬夜叉・アクエリオンではすでに万枚達成報告も散見される。

ネット上では、「ようやくパチスロの時代が来たか?」や「6.5号機なかなかやれそう」「5号機っぽい!」と、ゲーム性や出玉性能にポジティブな意見が多く、期待感が高まっている。導入直後ということで、導入したホールが甘い運用をしていることも考えられる。しかし今、6.5号機にユーザーたちの胸はふくらみつつあることは事実だ。アウトも2万枚近くと、パチスロでは久しぶりの高実績である。もしかすると6.5号機は本当にパチスロが変わるきっかけになるのかもしれない。

新台, パチスロ, 犬夜叉, アクエリオン, カバネリ