「従来の6号機とは別格の性能」と日電協の兼次理事長/回胴遊商組合大会

2022.05.24 / 組合・行政

5月24日、回胴遊商(大饗裕記理事長)の組合大会が都内の「東京ドームホテル」で行われた。

大饗理事長はあいさつで「6.5号機にやっと明るい話題が出てきた。長い間、我慢してきたがパチスロはもうすぐ夜明けを迎える」などと組合員を鼓舞した。

あいさつでは日電協の兼次民喜理事長がパチスロ6.5号機の現状とスマスロの今後について触れ、「従来機とは比較にならないものとなる」と強調し、次のように語った。

「一番のグッドニュースは昨年12月にはMY管理から差枚数に変更することが許された。これは画期的で例えば3000枚へこんだところから5400枚出せる。実際に一撃で5400枚を超えると10万円を超える景品になるので、どかんという出し方は内規で規制をかけて3600枚程度にしていく予定。これが日に何度か繰り返されれば、勝てた場合の出玉は今の6号機と比較にならないものになる。いま、各メーカーでは従来の3000ゲームをより出玉のストーリーが作りやすい4000ゲームへの差枚数機へと改め開発担当者は申請を進めている。来月あたりから出そろってくるだろう」と語った。

また、「今年11月発売予定のスマスロに関してはゲーム数管理のない遊技機であり、自由にゲーム性が表現できる内容で、必ずプレーヤーを魅了し、ホールさんも涙を流して喜んでくれるものと確信している。といっても約8000軒のホールが約100万台のパチスロを一朝一夕に入れ替えられるわけではない。40万円強のパチスロに15万円強のユニット台がかかるわけで、計画的に時間をかけて入れ替わっていくだろう。これから売り出される4000ゲームの差枚数機も従来機の6号機とは別格の性能を有しているのでホールの貴重な戦力となり得る。スマスロと普及と合わせて当面の間、導入が進んでいくものと考えている」と自信をみせた。

※写真はあいさつをする大饗理事長

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