第43回 ツイッター上にいるプチ有名人たちに聞く
雑誌や動画などの媒体に所属していないただのアルバイトスタッフに、数千人のフォロワーがつく時代になってきた。ツイッター上でわざわざ本人が語らなそうなことを、第三者であるPiDEAが根掘り葉ほりする。
PiDEA編集部(以下略編) :今回は、女性スタッフのみで運営している正栄プロジェクトの「クラブイーグル麻生店」で店長を務めている店長Mさんにお話を聞いていきます。 麻生店には20名の女性スタッフが在籍していて、そのうち15名がTwitterアカウントを持っております。これ管理が並大抵ではないですよね。
店長M(以下略M):そうですね。そこは会社に特別手当をつけてもらいたいくらいですよ。営業よりも女性スタッフの管理の方が大変なんですから(笑)。
編:そもそものお話ですが、なぜこの方針になったんですか。
お:2014年4月24日に麻生店と千歳店がグランドオープンとなりました。僕は2代目店長なので、立ち上げた本人ではありません。弊社の社長のこだわりで、女性だけで、さらにカフェがあって、しかもドレスを着用など、全国から注目を浴びるようなスロ専にしたいという思いがあったようです。それで、「ガールズカフェアンドスロットクラブイーグル」というプロジェクトが立ち上がったのです。
編:通常のお店であれば1人か2人くらいのアカウントを管理するのが店長の役割かと思いますが、15人もどうやって管理しているんですか。
お:アカウントをつくるときに簡単な約束事を設けているんです。例えば風営法に抵触する可能性がある内容や一般的なコンプラなど、勉強会を定期的に開いて最低限出しちゃいけないものを教えた上でスタートしています。法令以外では、タバコを吸っている写真はやめておこうとか、バックヤードは写さないようにしようとかです。LINEのグループもあって、迷った時には24時間いつでも相談できるようになっています。彼女たちにはそのルールの中でお店の告知などせず、自分のタイミングで自分の思うことを発信してもらっています。
編:スタッフさんはTwitterアカウント強制なんですか。
お:強制じゃないです。僕の方から全員に店の方針などを含めて呼びかけをして、賛同してくれた方だけにやってもらっています。
編:それで20名中15名って異常に多くないですか。店長が「Twitterやってほしいんだよね〜」と伝えても、普通「嫌です!」って断られるのが相場だと思っていました。
お:当店ではTwitter、TikTokなどいくつもSNSを運用していて、「そういうところでの写真の露出が必ずあります」と面接の段階で必ず説明しているので、Twitter運用をしてくれる方が多い理由はそれもあるかもしれません。
編:あーなるほど。ちなみにお綺麗な方が多いですけども、どこでスカウトされているんですか。
お:私のフェロモンが強すぎるんですかね。
編:……(お、結構ボケるタイプの店長ぅー)。ちゃんとお願いします。
お:皆さん一般の求人情報からの応募です。
編:といってもそんなに都合よく集まります?
お:やはりいろんなSNSを展開しているので、それを見て「楽しそうな職場」とか、「制服が可愛い」とか「身だしなみが自由」とかの理由で採用につながっています。あとは、インセンティブ制度が従業員から好評です。
編:どういうインセンティブなんですか。
お:PB景品などをラウンドで販売するので、それに対するインセンティブがモチベーションにつながっています。
編:ちなみに、すすきのとかではスカウトしないんですか。
お:それよく聞かれるんですけども、実際飲み屋さんで採用につながったのは1名くらいですよ(笑)。
編:邪推が過ぎました。失礼しました(汗)。……ところで、「あの件」なんですがお聞きしてもいいですか。
お:……キマシタかその質問が。
編:はいー。この取材もZoomでやっておりますので、やはり「聞かない」というのは少し無理がありましてぇ。……裏話教えてくださいっ!
お:今回、Zoomの提供という風に拡散されましたけども、実際は携帯用イヤホンを景品として出すものでした。
編:ほぅ!
お:それが意図しない間違った情報拡散で一部を切り取られることになってしまって……。
編:大・炎・上と。ネット上で出回った画像には、POPにイヤホン景品であることは書いてなかったんですもんね。
お:そうなんですよ。情報の出し方って難しいですよね。やっぱりSNSって怖い(てへぺろ)。
編:……これは反省してないですね(笑)。
お:いえ!本当に反省しています。今回社内外、さまざまな方々に迷惑をかけてしまい重く受け止めています。「全国から行ってみたい・見てみたいお店」を目指している僕たちとしては、お客さまに楽しんでもらえるように、もっと仕掛けていきます。
編:イヤホンの販売は差し止めになったけど、攻めの姿勢を止めるつもりはないということですね。
お:面白い会社、店舗。正栄プロジェクトにとってクラブイーグルはそれを牽引する立場です。現場がやろうとしていることについては基本後押しをしてくれる会社なので、少々ぶっ飛んだ企画でも実現できる。今までにないチャレンジを今後も続けていきます(笑)。
なっつ🐣クラブイーグル麻生店❤️
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achan🐣クラブイーグル麻生店🤍
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かすみん🐣クラブイーグル麻生店🧡
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こにたん🐣クラブイーグル麻生店❤️
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取材を終えて
店長Mさんは、クラブイーグルのTwitter仕掛け人ということでお話をお聞きしました。今回のイヤホンだけじゃなくて、色紙とかTシャツとか女性スタッフさんを軸とした独自の景品展開をやってきた中の1つだったようです。そうした景品展開は今後も続くとのことで、「独自のアイディアと女性スタッフの営業参画によりお客さまも従業員も面白い・楽しいを形に」と新しい商品考えているようで、ぶっ飛んだ企画に期待したいところです。……実際にぶっ飛ばないといいのですが(笑)。