上位ATは期待値1,000枚超え⁉︎　人気作「このすば 」がパチスロで登場

ついにSH@CK氏の新台ガチ分析データがWEBに登場！
SH@CKプレゼンツG@CHI評価
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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座
＃237

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今週の紹介機種は「Sこの素晴らしい世界に祝福を！」
2022年4月17日導入開始予定
メーカー：サミー
目標:全国2,000台予定

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アニメ業界は2000年以降で大きく発展した。ヒット作の「規模」が広がるというより、アニメ化される作品の「数」が増加しており、2000年には100本程度だった作品数は、2005年になると200本程度まで増加。さらに2015年ころには300本程度まで膨れ上がった。

アニメ業界の発展と共にパチンコ業界にも多くのコンテンツが業界入りしており、「エヴァ」をはじめ「まどマギ」「Re：ゼロ」「とある」など業界を大いに活性化したコンテンツも多くなってきた。

もちろんコンテンツには優劣があるものの、作品として大ヒットしたからといってパチンコ・パチスロで成功するかは限らない。重要なのはやはり遊技機としてのクオリティーだ。とはいえ、大ヒット作品ほど実績が高い傾向にあるのも事実としてある。アニメ「この素晴らしい世界に祝福を！」はテレビ放送2期分＋劇場版と十分な実績を残しており、続編制作を予定されているほどだ。そんな実績を積んだ本機には他コンテンツ同様に業界活性化に期待したい。

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スペック

基本スペック
設定	RUSH確率	出率
設定1	1/261.5	97.9%
設定2	1/251.6	99.0%
設定3	1/247.5	101.2%
設定4	1/233.5	104.2%
設定5	1/230.8	106.0%
設定6	1/216.9	109.1%

 

通常・AT仕様
50枚ベース	約36.3G
タイプ	AT
AT仕様	押し順AT・約2.9枚/G
初当り抽選	周期到達CZ突破※1周期20G
CZ仕様	前半パート：周期到達時ランクによる突破、後半パート：4ランク以上時約40%・3ランク以下時約50%
RUSHタイプ	RUSH直撃・疑似ボーナス
RUSH仕様	疑似ボーナス初当り時100枚・2連目以降30枚～300枚
RUSH期待値	約342枚
引き戻し仕様	RUSH終了時の一部で突入し50%で特化ゾーン獲得
天井仕様	通常598G消化でRUSH＋特化ゾーン

通常時は前半パートと後半パートに分かれている。前半パートでは20G間に6人のキャラのランクアップを目指し、後半パートではCZ突入期待度を上げることがポイントだ。ランクは画面内の6人のキャラクターに対応した「キャラ役」を10ポイント累積することで上昇する。

「キャラ役」は毎ゲーム約1/3の確率で成立し、それぞれのキャラに応じた停止型と図柄によって対応キャラのポイントが上昇するフローを搭載している。このランクはCZ突入率やCZ成功率、さらにAT継続率に影響するため重要な要素だ。

前半の20G消化すると後半パートの「スティールバトル」に突入。「スティールバトル」は周期キャラとのバトルパートで、前半パートに獲得したランクが成功期待度に影響する。ランクが低くても周期キャラに該当するキャラ役の成立で書き換え抽選を行うため、ジャッジに期待が持てる仕様となっている。

後半パートの演出成功時はランクによってCZの移行先が変化し、ランク4以上の場合は期待度40%のCZへ、ランク3以下の場合は期待度50%のCZへ移行と低いランクで演出が成功するほどチャンスとなる。こちらは小役解除型CZで成功時にはRUSHに加えて特化ゾーンも付加されるため本機の叩きどころの1つだ。

ATは通常時の6キャラのランクを参照し、約100枚の疑似ボーナスを経由した後、各キャラと順番にバトルを行っていく。1人でも勝利できれば疑似ボーナスを獲得し、残ったキャラと再度バトルを行う。バトル演出は2〜3G間継続し通常時同様にランクが高いほど期待度がアップする。

6人すべてのキャラに勝利すると上位AT「このすばラッシュ」へと移行。「このすばラッシュ」はライフ管理となっており、ライフの数だけミッションに突入し、ミッション成功時には30枚or100枚以上の疑似ボーナスを獲得する。ボーナス中はライフの上乗せやミッション成功ストックの抽選を行う。「このすばラッシュ」到達で期待値約1,000枚程度となっており、特殊ED発生で完走確定となる。

演出

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原作を生かしたコミカルな演出がメインとなっており、通常・RUSH中共にポイントを貯める演出がメインとなっている。6種のキャラ役も強弱の2種で構成されており、ポイント蓄積がキャラバトル中の抽選を大きく左右する仕様となっている。

自力感が非常に強いゲーム性で、本機はスラッシュATでないため、変則押しが可能となっており、成立役を出目で楽しむことができる。

通常・RUSH中共に短いスパンでジャッジが繰り返されるゲームフローとなるので、演出量が非常に多いコンテンツを楽しめるだろう。

ポイント

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本機の訴求ポイントは『コンテンツ&スペック』となる。「このすば」は「Re:ゼロ」「オーバーロード」「ノゲノラ」に匹敵する書籍発行部数を持っており、業界で実績の高いラノベ系コンテンツと並べることで、コンテンツ自体に興味を持ってもらうことが効果的となるだろう。

そしてスペック面では、直RUSHの仕様、1周6キャラ目の直RUSH期待度が高いことを押していきたい。また、初当りが軽い仕様であることを「麻雀物語4」などで例えると、類型機として認識されることになり、長期稼働へとつながるだろう。

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すでに6.4号機の販売が始まっており、じきに6.5号機の販売も始まるだろう。6.5号機は次世代遊技機ともいえる性能に期待されており、本機をはじめ直近でリリースされる6.2号機は役割が限定されてくる懸念はある。

今までの様にパチンコ一辺倒での営業は厳しくなることが予想される。パチスロへの注力が現市場を下支えすることを認識した上で、本機のような新台を活用していくことが重要となるだろう。