大手法人機械対策課SH@CKの「新台ワンポイント講座」
今回の紹介機種
2024年5月5日週導入開始予定
「L炎炎ノ消防隊」
メーカー:JB
全国5,000台予定
パチスロ市場はL機の登場で劇的に変化しました。それによって現行機(以下略L機)と旧内規機(以下略S機)との差が明らかになってきています。AT機、特に出玉性能や射幸性などを求めるユーザーはS機からL機へと移り変わっています。
S機でもゲーム性によって現存している機種も数えるほどではありますが存在しており、「パチスロ炎炎ノ消防隊」「パチスロ甲鉄城のカバネリ」などがあります。
そんなS機もL機へと仕様変更されてリリースされ始めています。一番早かったのは2023年3月にS機でリリースされて半年後の9月にL機がリリースされた「戦国コレクション5」です。「戦国コレクション5」は、市場飽和したことでS機L機共に稼働が低迷してしまう残念な結果となりました。
今回ご紹介する「L炎炎ノ消防隊」にはS機を上回る結果になることを期待したいですね。
そんな本機は疑似ボーナスを連荘させるAT機となっていいます。基本情報はベース機となるS機との比較表にて確認しましょう。
スペック
| 設定 | 初当りボーナス確率 | RUSH確率 | 出率 |
| 設定1 | 1/291 | 1/790 | 97.7% |
| 設定2 | 1/282 | 1/756 | 99.2% |
| 設定L | ‐ | ‐ | ‐ |
| 設定4 | 1/257 | 1/669 | 104.4% |
| 設定5 | 1/239 | 1/611 | 110.1% |
| 設定6 | 1/230 | 1/573 | 114.9% |
《通常・AT仕様》
| 比較項目 | L炎炎の消防隊 | S 炎炎の消防隊 |
| 50枚ベース | 約33.8G | 約32.2G |
| タイプ | 左1ST/AT | 左1ST/AT |
| AT仕様 | 押し順AT約5.7枚/G | 押し順AT約5.0枚/G |
| 初当たり確率 | 1/291～1/230 | 1/243～1/208 |
| RUSH確率 | 40G※約228枚 | 40G※約200枚 |
| RB獲得枚数 | ベルナビ10回※約85枚 | ベルナビ10回※約75枚 |
| RUSH抽選 |
BB後60G・RB後30G チャンス目高確率 |
ボーナス後30G チャンス目高確率 |
| RUSH仕様 |
ボーナス高確率状態 15G+α ボーナス期待度役61% |
ボーナス高確率状態 15G+α ボーナス期待度役61% |
| RUSH中ボーナス |
エピソード5% BB90% RB5% |
BB93% RB7% |
| 特化ZONE |
初当たりCZ突破率31% 突破後継続率66.6% |
初当たりCZ突破率31% 突破後継続率95% |
|
有利区間移行詳細 ※シームレス性能 |
CZ（RUSH）突入 ※突破期待度72% 突破時ボーナス高LOOP &シームレス権利獲得 |
CZ（RUSH）突入 ※ストック再抽選 |
| RUSH期待枚数 | 約893枚 | 約777枚 |
| 有利区間ゲーム数 | 制限なし | 4000G |
スペックや仕様はS機L機共に近いものであり、打感は似たものとなっています。しかし、大きな変化もあります。
その一つが初当たりのフローにCZの契機が追加されたことです。初当たり契機比率はゲーム数35%・レア役直撃28%・CZ37%と、CZ経由が非常に高い比率となっています。S機と比べるとゲーム数での当選比率が大幅に抑えられています。
CZは炎々激闘灰焔騎士団は通常時からの炎々激闘です。炎々激闘と名前についていますが、突破しても初当たりボーナスとなり以降の炎々激闘が確定するわけではありません。
また、AT純増が向上していることからボーナス獲得枚数が向上しています。S機ではほぼ完走濃厚のトリガーであった特化ZONE『森羅万象→アドラバースト』も性能が大きく抑えられています。L機ならではのシームレス性能も飛躍的に向上しており、ボーナスループ状態が72%でループする可能性があるという非常に強いトリガーとなっています。
その他にも変化があり、RUSHのボーナスにてエピソードボーナス抽選がされており、RUSHの大量ストックとなるエピソードへ移行するものなどトリガーが豊富となりました。
演出
演出はベース機と同様のものが多く、スペック差が演出差となっており、通常時も新ステージなど細かな新規演出も搭載されています。
CZは完全新規演出となっており、RUSHとなるCZとは異なり敵側を中心とした構成となっています。RUSH性能に関わる新規要素および新規演出が多数搭載されており、ベース機で見たことの無い演出を見ることが出来れば出玉に期待ができる仕様となっています。
S機からL機への移行について
本機の出荷台数がベース機よりも1/2～1/3と大幅に少ないので、ベース機が現存している状況ではベース機と合わせて共存させることになるでしょう。ホールはサブメイン機としてシリーズを扱うことも選択肢も出てくるかもしれません。
また、S機からL機への仕様変更の流れは強く、仕様は大きく異なりますが本機と同時期には「Ｌエウレカセブン」も予定されており、その他にも「Ｌ新鬼武者」などまだまだ多くなりそうです。ただし、「戦国コレクション5」のようにS機の実績に劣る場合もあります。ホール側もパチンコのリユース機とは大きく異なり、このようなシリーズ機の連発には過度の期待は禁物であることは忘れてはいけないでしょう。
まとめ
スマスロで「炎々」のスペックが進化
有利区間切断後のシームレス性能も大幅UP
設定6は114.9%のスマスロ最高スペックだ
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