ついにリミットを迎えることになり新規則機時代へ
ニュース、ワイドショーなどでは、連日オミクロン株のコロナ感染者数を報道しています。去年流行したデルタ株よりも感染力が強いウイルスということで、感染者数は「過去最多を更新」と騒がれております。一方で「重症化しにくい」とも言われており、パチンコ業界内では、そこまで問題視されている状況にはないようです。今後緊急事態宣言が改めて発出されるかどうかは不透明ですが、営業自粛のような措置だけは取られないことを願うばかりです。
さて、2月に入り、多くのホールさまにおいて旧規則機が撤去されて完全新規則機時代に突入しました(一部の機種は残存、一部エリアでは検定・認定の兼ね合いでまだ旧規則機は残っていますが)。1月の稼働は旧規則機を惜しむユーザーによって、多くのCR機や5号機の稼働があがっていました。
1月も多くのホールさまが閉店、休業というニュースが入ってきました。特にスロ専は厳しく、関東では、SNSでも熱心に情報を発信していた人気の某店も閉店ということで驚きを感じました。詳細はわかりませんが、「6号機時代ではやっていけない」という判断だったのかもしれません。また別のお店では「閉店するか、もしくはジャグラーを軸にするしかない」というお話をされる方も。
やはり、ノーマルタイプ以外のAT機は2400枚規制がネックとなり、利益が取れない(稼働がつかない)ことが要因となっているようで、中古機市場の取引は総じて停滞。唯一6号機ジャグラーシリーズは、100万円〜200万円という高額でも欲している法人さまも多数いらっしゃるようで、問い合せをよく受けています。「沖ドキDUO」や「チバリヨ」も中古機は高額取引が続いており人気ですが、30φ機種の需要は地域差が大きいため、全国的に需要が高いというわけではありません。5号機時代のはじまりの頃と同様に、しばらくはジャグラー中心の状況となりそうです。また、ジャグラー以外でもノーマルタイプは需要が高まってきています。「パチスロうまい棒」などは、相場もあがってきていますので、今が買い時かもしれません。
そんな状況のパチスロですが、新台は「番長ZERO」「聖闘士星矢冥王復活」など人気機種の後継機が続々と登場しています。しかし「あまり期待はしていない」という意見が目立ちました。差枚による2400枚規制に変更(6.5号機?)やスマートパチスロが出るまでは我慢の時が続きそうです。
スロ専は危機的状況である一方、併設店はパチンコ頼みの営業にせざるを得ないという話が多いです。そんなパチンコは新台が好調。「Re:ゼロ鬼がかりver.」をはじめ直近では「レールガン」「真花の慶次3」も高稼働で、導入から半年近く経過した「ガンダムユニコーン」は中古機相場も100万円超えと人気です。 中古機市場では、出玉性能重視のミドルや初当たりの軽さを持つライトミドルの需要が高くなっている傾向です。25万円前後と買いやすい金額の「乃木坂」などは値段も安定していて、今が買い時かもしれません。
旧規則機撤去の穴埋めを中古機で賄うという法人さまも多数ありましたが、「北斗無双」のところに「北斗9」を設置してコンテンツをそろえる施策をとられる店舗さまもありました。人気シリーズ機のファンをなるべく抱えるという考え方も重要なことなのかもしれません。
3Rの大当り出玉と小当たりを組み合わせた高継続のライトミドルタイプ。大当りすれば100%右打ちに入る仕様で、一定出玉を獲得できる安心感がウリ。ライトミドルの需要が高まっている状況の今だからこそ、安価でも一定の稼働が見込めると予想します。ライトミドルコーナーに一台いかがでしょうか。
大当り確率(確変中) |
約1/199.8(約1/25.4) |
賞球数 |
3 & 1 & 4 & 5 & 10 |
ラウンド & カウント |
3R & 10カウント |
V RUSH突入率 |
100% |
V RUSH継続率 |
約96%(2or4回リミッター) |
大当り出玉 |
約150個 |
パチスロはアムテックスの「うまい棒」をピックアップしたいと思います。ジャグラーと比較すれば買い求めやすい金額ですし、シンプルな告知機機ですが、堅調稼働をキープしています。AT機が短命で終わってしまうことが多い今こそノーマルタイプの拡充は必要な施策となると思います。
ボーナス確率 |
約1/166.6(設定1)〜 約1/128.0(設定6) |
タイプ |
ノーマルタイプ |
50枚ベース |
約39G(設定1) |
天井 |
なし |
獲得枚数 |
BIG:最大271枚、REG:100枚 |
出玉率 |
97.5%(設定1)〜106.8%(設定6) |
規則改正が待たれるパチスロ6号機は我慢の時
しばらくはパチンコ頼みの営業が続きそう