前作の汚名を返上!? ルパンシリーズ最新作の評価は「期待せざるを得ない」

2022.01.17 / 連載

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#230


今週の紹介機種は「Pルパン三世~2000カラットの涙~」
2022年2月6日導入開始予定
メーカー:平和
目標:全国18,000台予定

 


20182月に施行された規則改正。2022年も1月半ばを過ぎ、いよいよ旧規則機の撤去も間近となった。業界としては義務を果たし、ある意味強要された入れ替え時期から解放されるともいえる。

新規則機転換期にあらゆるメーカーからメインタイトルがリリースされた。そんな中で平和からおなじみのメインタイトルが登場する。シリーズ12作目となる「ルパン三世~2000カラットの涙~」、市場を牽引する可能性を秘めたスペックに期待が高まるばかりだ。


スペック

基本スペック
通常時大当り確率 約1/319.6
RUSH仕様 2種STタイプ
RUSH中大当り確率 約1/39.6
RUS突入率 約50%
RUSH回数 60回+残保留4回
RUSH継続率 約80.5%
特図1 MAX出玉・比率 3,000個・50%
特図2 MAX出玉・比率 1,500個・100%
遊タイム 非搭載
時速獲得出玉 27,400個

 

大当り振分 特図1
ラウンド数 出玉(払出) 移行状態 振分
10R 約1,500個 2種時短10,000 50%
3R 約450個 通常 50%

 

大当り振分 特図2
ラウンド数 出玉(払出) 移行状態 振分
10R 約1,500個 2種自時短60回 100%

 

 

前作の複雑なスペックと比較すると、非常にシンプルな仕様となっている。初当りの50%でRUSHに突入し、約1500個出玉を獲得できる。加えて時短10,000回がついてくるので実質連チャンが濃厚となる。そのため突入時は約3,000発の出玉を持った状態でRUSH開始が可能だ。

RUSH自体は今の市場のトレンドとなるALL1,500×81%となっているが、ST回数が60+残保留4回とミドルSTかつ高速消化のため、他のST機にはない出玉速度を生み出している。

演出


ルパンシリーズ最新作のため新規ストーリーが堪能できる。演出は賑やかではあるもののお馴染みの「タイプライター演出などに期待度が集約している。そして、本機最大の特徴ともいえる初当り時の3000個獲得ができる演出として、シンプルに奇数図柄の煽りやRUSHが濃厚となるリーチなど、出玉の期待感が持てる演出も複数用意されている。

RUSHは前半20回が高速消化の即当りパートになる。無音やバイブといった違和感発生で大当りに期待。後半40回はバトルパートとなり、おなじみの敵組織とのバトル演出に変化。敵キャラによって勝利期待度が変わり当落演出を行う。

ポイント


本機の訴求ポイントは「スペック」となるだろう。コンテンツは説明不要の「ルパンシリーズ」のため、最新作ということだけ訴求できれば良い。

前作の低実績はスペックに起因していたので、1番はスペックの魅力を訴求することが重要となる。そして前作とは異なりシンプルなことを訴求すべきなので、告知もシンプルに行いたい。告知ポイントは本機最大の特徴である「RUSH=3,000個」高速RUSH ALL1500×81%2点のみで十分だろう。


「RUSH突入時3,000発」へとトレンドが転換していることにより、いくつかの機種で採用されてきた2,000発搭載機は市場から姿を消すことになるだろう。

そして、現市場TOP稼働の「ガンダムUC」や初動で超稼働を記録した「リゼロ鬼がかり」など、3000発が主流の今、本機のリリースには期待せざるを得ない。

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