関西パチンコ系アカウントでトップフォロワーを獲得!美人でも変顔で勝負する「わたなべちゃん」(Twitterでは言えない話)

2021.10.13 / 連載

第37回 ツイッター上にいるプチ有名人たちに聞く

Twitterでは言えない話

雑誌や動画などの媒体に所属していないただのアルバイトスタッフに、数千人のフォロワーがつく時代になってきた。ツイッター上でわざわざ本人が語らなそうなことを、第三者であるPiDEAが根掘り葉ほりする。

わたなべちゃん🐄( ◜ ࿀ ◝ )SLOTBARVIORA

 


今回の言えない話

「美人×変顔」という発明で万垢(まんあか)達成!
わたなべちゃんってどんな人?

Zoom越しでもやっぱり可愛いわたなべちゃん

 


PiDEA編集部(以下略編) : 今回は関西系P界隈ツイッタラーの中でも、初の万垢を達成した「わたなべちゃん」を取材します。早速ですが、わたなべちゃんって社員の方なんですか。

わたなべちゃん(以下略わ):はい。社員になってから2年も経っていないですね。部長から直接お誘いを受けまして、話をしていくうちにやってみようかなって。

編:社員になったのはTwitterは関係あったんですか。

:あ、それはないですね。4年くらいアルバイトをしていて、バイトリーダーという立場にもさせていただいたのでまぁいいかなと。 

編:現在のアカウントは2019年8月に登録とのことですが、どういう経緯でTwitter運用が始まったんですか。

:最初に任されたのは2018年9月で、店舗のアカウントだったんですけど、それは自分から「やらせてください」と言ったんですよ。

編:あれ? 今は店舗アカウントではなく個人アカウントですか。

:そうです。現在の個人アカウントをつくったのが2019年9月で、その時って今ほど「アイドル店員」というジャンルが確立されていなくって、「私も挑戦してみていいですか」ということで始まりました。


 

後日、ご本人から提供いただいたセルフィー。毎回変顔でツイートするスタイルの原点を知りたい

 

編:わたなべちゃんみたいな美人なのに変顔というスタイルって、ある種の発明だと思うんですが、どうしてこのスタイルになったんですか。

:本当にまず自分で美人と思っていなくて、コミュニケーションとったり、盛り上げるのが好きで、もうどっちかというとむちゃくちゃ笑わせにいくタイプなんです。アカウントの方向性を決める時に、周りを見渡したら可愛い子たちばっかりで、「私はそのジャンルじゃないな」と思っていたので、それだったら得意な面白路線でいこうと最初から決めていました。

編:えぇ〜、めちゃめちゃ美人じゃないですか。謙遜もあるのでしょうけども、学生時代からモテていたんじゃないですか。

:そんなことないですよ! 誰にでもある一時的なモテ期みたいなのはあったかもしれませんけど……。

編:モテ期なんて誰にでもくるわけじゃないですよ! 限られた人だけです。

:(笑)。いやいや、私はマスクと加工ありきだと思っていますんで!

編:そうなんですか。お化粧の動画とかもアップされていて、そういうテクニックで美人に見えるだけなんですか。

:無加工を出す勇気はないです! 横顔くらいだったらまだ大丈夫ですけど、無加工は丸裸にされている感じで本当にキツいです!

 

編:わかりました。面白路線でいくことが決まったとして、なんで変顔なんですかね。

:普通にやっていたら絶対面白くないと思っていたんですよ。何か1つに尖らないといけないと思っていたんです。

編:あの変顔芸とも言うべきユーモアはいつどんな時に培われたんでしょうか。

:学生時代からいろんなシーンでふざけていて、変顔だけじゃなくネタをやったりしていました。

編:ネタってオリジナルですか。

:モノマネです。一人で一発芸したりとか、芸人さんのむちゃくちゃ流行っていたネタとか。

編:誰のモノマネなんです?

:中学生くらいの時に「ですよ。」さんとかが流行っていた時期に(笑)。

編:「わたなべこの前さぁ」みたいな感じでしょうか(笑)。あ、ちなみに万垢達成って会社から与えられたミッションみたいなものではないですよね。

:そうですね。このアカウントは自分で考えてやっている個人のアカウントなので、もちろん会社に貢献したいというのはありますけど、自分のためにやっている部分も大きいです。

編:ツイートって自分で決めているんですよね。

:もう本当に業務ではないんで、完全にプライベートな時間を使ってやっていますね。職場でやるとなっても休憩時間を使ってやったり。


編:関西のホール関連アカウントで、初の万垢ですよね。街を歩いていて、「あ、わたなべちゃんや」みたいなことってないですか。

:さすがにそこまではないです(笑)。仲のいい友達がイジってくることはありますけど。

編:有名になるといろいろとお声がかかると思うんですよ。取材とか何かしらのスカウトとか。

:DMMぱちタウンさんとか、ネット記事の取材とかは3つ4つくらい受けたことあります。

編:スカウト系もあるんじゃないですか。

:うーん、配信サイトの17LIVEさんとかが、公認ライバーになりませんかみたいな話をいただいたりしました。

編:お受けしなかったんですか。

:副業になってしまうというのもありますし、個人的にツイキャスとかで配信をさせていただいているのですが、自分のペースで配信できているんですよ。公認ライバーになったらそれなりに頑張らないといけないので、今ではないかな〜と。

編:「いずれは」みたいに考えることってあったりしますか?

:ちょっと未定ですけど、いやーでもね……、そうですね。お話を聞いて自分の希望する条件に一致していたら将来は分からないですけど、それなりに今始めるとデメリットもあるかなと思いますので、分かりません!

 


取材を終えて

Twitterを始める前は、「リツイートって何?」というレベルの初心者だったようです。それが初めて2年くらいで万垢ですよ。ちなみに、このユーモアが身についたのは、「2ちゃんねるでネットデリカシーを学んだから」だそうです。中学から高校くらいまでの間ずっと2ちゃんに張り付いていたようで、ネットを介したやりとりの面白さを自然と身につけられたのではないかとのこと。それネットリテラシーですね。

聞き手・PiDEA編集部コガワ

 

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