玉を出しても客が来ないと嘆くのは軍団に美味しいところを持っていかれているから

2021.08.01 / コラム
パチンコが大当たり抽選機になってから、業界が歪に成長してしまった。スロット然り。抽選機はそもそもパチンコではない。そんなことを言っても始まらないが、ハネモノのようなパチンコ本来の楽しさを感じることはない。

歪な業界と言えば、イベントで集客である。警察から禁止されると、ホールが独自に特定日を作り、それを集客手段とする。そういう営業形態が開店プロやウチコ軍団を蔓延らせた。それが結果的には常連客に負担をかける悪循環で、遊技人口も減る。

ハンドルネーム「とんかつ」さんが物申す。

スロットに関しては、去年の自粛から明けから、特に大手が出玉に力を入れてるのは感じる。だが、出し方が稚拙すぎて、記事に挙がっているような夕方からの客層に全く届いていない。むしろ出玉を良くした分の回収を担当させている形。

イベント日特定日しか高設定を入れないことに加えて全台、並び、末尾、特定日の特定台。朝から行く人にはいいけど、こんな出し方で夕方からの客が増えるわけがない。高設定が全部埋まったあとの残りカスを打たされるだけ。

そもそもイベントを調べて店に行くような人に負けてくれる客は少ないし、負けてくれる人はイベントなんか調べない。負けてくれている常連がたまたまイベント日の朝一に来てくれても、イベント機種、内容を周知できていなければ還元もできない。

ここ最近は、スロだけでなく、パチンコまでネット、雑誌イベントを始める糞店が増えてきた。何も言わずに開ければ常連客が座れるのに、遠方から軍団を呼び寄せて金をばらまいて何がしたいのか。しかも、指定コーナーだけ開けて、他は糞釘のままのところも多いし、開けたところも翌日全締め。ばらまいた分の回収はすべて平常に来てくれる客の負担。

こんな方法では、玉は出しているのに客が来ないと嘆かれても、当たり前としか言いようがない。



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