コロナに罹って思ったことはホールは安全な場所

2021.06.15 / コラム
知り合いがコロナに罹った。

味覚・嗅覚に異変を感じたのが5月28日(金)のことだった。直感的に「これはコロナだ!」と思い、翌29日(土)、秋葉原にある民間のPCR検査所へ向かった。結果は30日(日)の夜8時ごろメールで陽性だったとの知らせが届く。

31日(月)、地元の病院に「PCR検査で陽性反応が出た」と電話した。6月1日(火)、病院で改めて再検査した。2日(水)に病院から陽性だった連絡が来る。と同時に病院は保健所に連絡する。

すると今度は保健所から「こういう措置をしてください」との連絡が入る。次に感染したと思われる週の行動と濃厚接触者を聞かれる。

5月28日の週の頭である23日からの行動を振り返った。

この週は25日、26日、28日の3回ホールでパチンコを打っていた。いずれも友達と打っていたが、28日だけが隣同士で長時間打っていた。

濃厚接触者に該当するのは28日に横並びで打っていた友達となる。念のためにPCR検査を受けたが陰性だった。

改めて保健所の人に聞いた。

「28日に行ったホールは天井も高く、換気も小まめにやっていて、台間には飛沫防止のアクリルボードがあり、マスクをして会話もしていましたが、これも濃厚接触者になるんですか?」

すると保健所は「そのような環境であればパチンコ屋さんは大丈夫ですね。そのご友人は濃厚接触者にはなりません」という回答だった。

濃厚接触者として家族3人を調べたら、4歳の子供が陽性で奥さんと8歳の子供は陰性だった。4歳の子供は陽性反応は出たが、熱もなければ無症状。元気溌剌で動き回っている。

で、4歳の子供と2人が同じ部屋で10日間の自宅隔離となるわけだが、この10日間の起点は症状が出てからの10日間。病院で陽性反応が出てからの10日間ではない。

味覚・嗅覚異常の前、5月25日(火)に喉の痛みが出ているので、この日から10日間になる。つまり病院での検査で陽性反応が出た頃には後4日で隔離生活も終わる。

保健所からは「ホテルの空きもないのでこのまま自宅にいて下さい」との連絡が入る。
晴れて6月6日から自由の身となる。

では、どこで感染したのか?

思い当たる節はある。パチンコ以外で週4~5日の割で毎日のように通っていた場所がある。決していかがわしい店ではない。酒を出す飲食店でも、おねーちゃんが接客する店でもないが、5月22日(土)から急に閉店になった。

店主に「コロナで休んでいるんでしょう?」と確認の電話を入れた。ビンゴだった。2階は従業員の寮となっており、6人全員がコロナに感染。クラスターが発生していた。そこの従業員から感染したことが濃厚である。

コロナに感染して改めて思ったことは、ホールは感染しにくい環境であることだった。





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