収まらぬコロナ禍に起こった業界の決断
当初5月31日には解除予定だったにも関わらず医療体制が逼迫しているとのことで、東京・京都・大阪・兵庫は6月20日まで緊急事態宣言の延長が決定。加えて、愛知・福岡(5月12日〜)、北海道・岡山・広島(5月16日〜)、沖縄(5月23日〜)と、6道県も東京などと同じように6月20日まで宣言対象区域となりました。
そんな中、業界において大きな動きがありました。5月7日にパチンコ・パチスロ21世紀会は「旧規則機の取り扱いに関する21世紀会決議内容」を一部改定。詳細は控えますが、来年の1月まで旧規則機の設置期限が延長となりました。多くのホールさまは当初の撤去期限である今年の11月末を見据えて、入替計画を立てられていたかと思いますが、改めて計画を練り直す必要がでてきました。
全日遊連が発表した「全国遊連加盟営業店舗数」によると4月末時点で8000店舗を割り込む結果も出てきており、業界の苦境はまだまだ続きそうな情勢です。
ゴールデンウィーク後には、パチンコ・パチスロの新台が多数登場しました。パチンコは「ウルトラマンタロウ2」(西日本)「北斗の拳8救世主」「ガールズ&パンツァー劇場版」「ベルセルク無双」「織田信奈の野望 全国版」など15機種の新台がリリース。大型連休明けの新台ラッシュですが、東日本でしか導入されていなかった「タロウ」が西日本でも導入されたこと、甘いと噂されていた反動か「織田信奈」の高粗利営業が目立っていたことが注目を集めていました。中古機は西日本でも導入が始まった影響もあり「タロウ」の中古機価格が15万円前後まで下落。中古購入を希望されているホールさまの買いが活発化していました。また長らく高額ランキング首位だった「超韋駄天」(ミドル)でしたが、その座を「超韋駄天Light」に譲りました。
一方のパチスロは「豪炎高校檄」や「鬼浜爆走愚連隊 狂闘旅情編」など6機種がリリース。人気機種後継機など、複数タイトルが登場しましたが、アウトはそこまで上がらず、苦戦が続いています。中古機相場を見ると、今回の旧規則機延長の影響を受けたことで、高騰していた新規則機のノーマルタイプの相場が下落。高値取引が続いている「バジ絆2」も70万円から月半ばに90万円まで高騰しましたが、月末には63万円と乱高下。相場推移を見ながら適切なタイミングの売買を見極めることがさらに重要になっていきそうです。
中古機を運用する上で重要なのは、価格や稼働実績などに加えて、中長期運用を見据えるならば「壊れにくい」というのも重要な要素と言えるのではないでしょうか。新台と異なりメーカーさんの補償もありませんので、長く使うためにも選定基準のひとつとしていただきたいです。そんな観点からみるおすすめは、パチンコが「大都技研」「藤商事」「西陣」製品。パチスロは「オーイズミ」「北電子」製品です。もちろん、それまでの使われ方やメンテナンスにもよりますが、他社製品よりも壊れにくいと感じております。迷った時の判断材料にしてみてはいかがでしょうか。
今回のパチンコオススメ中古機は大都技研の「P Re:ゼロから始める異世界生活」です。本文でもお伝えした通り、「壊れにくい」大都製品ということに加えて、パチスロもありますし、併用したコーナー作りなど見せ方の工夫もできると思います。1円コーナーの補強にもうってつけです。
大当り確率(確変中) |
1/319.7(1/40.4) |
賞球数 |
3 & 1 & 8 & 10 |
ラウンド & カウント |
5 or 10R & 10カウント |
確変突入率 |
70% |
確変継続率 |
70%(確変ループ+小当りRUSH搭載) |
出玉 |
約400 〜 1000個 |
こちらも壊れにくいオーイズミさんの筐体。中古機も部品トラブルなどほとんどありません。本機は導入から半年ほど経ちますが、いまだに稼働貢献中。高値で推移してきて、少し相場が落ち着いてきたように見えましたが、再び上がっているので早めの購入がオススメです。
合算ボーナス確率 |
約1/197.4(設定1)〜約1/173.8(設定6) |
タイプ |
A+ART |
50枚ベース |
約34.9回転(設定1) |
天井 |
通常時200 or 400Gで CZ「運命分岐モード」突入 |
ART純増 |
1Gあたり純増約1.0枚 |
出玉率(完全攻略時) |
96.5%〜103.9%(103.0%〜110.0%) |
旧規則機の撤去延長で入替計画は改めて練り直しが必要に
中古機入替の選定基準に「壊れにくさ」も加えてみましょう