2年連続で緊急事態宣言下のゴールデンウィーク突入
先月「ようやく緊急事態宣言が解除された」とお伝えしたばかりなのですが、新型コロナウイルスの第4波により、東京や大阪など4都府県を対象に再び緊急事態宣言が発出されてしまいました。パチンコ業界においては換気実験動画を公開し安全性をアピールしてきましたが、残念ながら今回は「人流の抑制」が目的のため、緊急事態宣言対象エリアでは1000平米を超えるパチンコホールさまにも休業を要請されています。一部のホールさまは休業を選択されておりますが、大多数のホールさまは過料のリスクを負っても営業せざるを得ないという苦渋の決断をされたようです。
今月はコロナの影響だけでなく、大人気機種「P超韋駄天」のゴト情報が拡散し、中古機相場に影響を及ぼすなど大きな話題になりました。しばらくは細心の注意を払って運用されることが必要かと思います。
4月の稼働状況を見てみると、低貸や甘デジ、ノーマルタイプなど一部は稼働が上昇傾向にあります。また、年金支給日の影響もあってか海シリーズの全体アウトも少し上昇していました。一方のパチスロは相変わらず低調。年末年始に導入された6号機は軒並みアウトが落ち込んでしまう結果に。4月中旬には20スロの平均アウトが昨年11月以来の5000枚を割り込む結果となっておりました。
さて、そんな状況の中で今月も多数の機種が導入されました。パチンコは「P超韋駄天ライト」「P GANTZ極」「P中森明菜」「Pヴァルヴレイヴ2」など11機種。パチスロ新台は「Sマクロスデルタ」や「Sスーパーハナハナ-30」など5機種が追加。
中古機動向に目を向けると、パチンコは先ほどもお伝えした通り「P超韋駄天」のゴト情報によって中古機価格が下落。約1年ぶりに60万円代を割り込む日がありました。パチスロは「Sバジ絆2」や「Sアイム」「Sバイオ7」「S絶対衝激Ⅲ」などは高値を継続。人気機種は再販するパターンが多く、相場は大きく動きます。再販情報を把握しておくことが重要です。
先月号の特別企画(176号P36)でもお伝えさせていただきましたが、旧規則機の撤去をポジティブに3C(challenge、chance、change)と考えて、限られた期間と予算の中で「新たな試み」で「好機」に「変えて」いただきたいと思います。
私のおすすめは前にもお伝えした通り「沖スロコーナー」の構築です。沖スロコーナーをお勧めする理由は大きく2つ。1つ目は新台や中古のノーマル機と比較しても10万円程度で購入できる機種が多い。そのため、台数や機種にもよりますが、高額なノーマルタイプを入れ替えるよりも1.5倍から2倍の台数を入れ替えることが可能。旧規則機を多数抱えているホールさまには特におすすめ。
2つ目は設備(コイン補給機やサンド、メダルなど)も中古で安価でそろえられること。30φのメダルは以前高騰していましたが、今は昨年比で半額程度で購入できるため、今こそ沖スロコーナーを新設or拡充してみてはいかがでしょうか。
機械評価は賛否分かれますが、現行機の中では唯一コイン単価が「5円」に達しているため利益が取りやすい機種。4月に相場が落ちましたが、今が一番の底値だとみています。旧規則機の入替のために挑戦していただきたい30φコーナーの拡充には必須機種。コスパ的にオススメです。
初当り確率 |
約1/354.7(設定1)〜約1/298.6(設定6) |
タイプ |
擬似ボーナス(AT機) |
50枚ベース |
約36回転 |
天井 |
最大996G |
ボーナス(AT)純増 |
1Gあたり純増約6.2枚 |
出玉率 |
97.4%〜113.8% |
シリーズ固定ファンもいる沖スロで、純増3.0枚の擬似ボーナスAT機。本機は波が荒く差玉を見せやすい仕様のため複数台(3台以上)は購入すべきと思います。相場も徐々に上がりはじめているので、買い時を見失わないようにお気をつけください。
合成ボーナス確率 |
約1/170.9(設定1)〜約1/119.9(設定6) |
タイプ |
擬似ボーナス(AT機) |
50枚ベース |
約46.0回転 |
天井 |
999G |
ボーナス純増 |
1Gあたり純増約3.0枚 |
出玉率 |
98%〜108% |
旧規則機の撤去をネガティブに考えるのではなく
変革のチャンスと捉えて前向きに入れ替えていきましょう!