またパチンコのネガティブ報道

2021.05.05 / コラム
GW期間中の5月4日、ヤフーニュースでパチンコのことが取り上げられた。パチンコが取り上げられるのはネガティブなことばかりだが、案の定、ヤッパリだ。

見出しはこうだ。

3時のヒロイン・ゆめっち パチンコにはまり…借金総額500万円「1カ月ボトルガムで過ごした」

以下引用

2019年「THE W」で優勝するまで借金500万円を抱えていたという、ゆめっち。借金沼にハマった背景にあったのは、20歳の時に付き合ってた彼氏の存在。

「(彼が)パチンコにハマってて、デートもずっとパチンコなんです。開店前から並んで、開店から閉店までのデートをずっと繰り返して。消費者金融から限度額が3万円。収入もないんで。その3万円も全部つっこんじゃって、1カ月ボトルガムで過ごしたことありました」と語った。  

彼は「最初は俺が教えてしまったからと、私が(パチンコに)行く時は1、2万くれるんです。楽しんでくれるならそれでいいと。で、バイト行くふりしてパチンコ行ってまして。(彼は)バイトで頑張ってると思ってるから、ボーナスとして10万もらったり」。

当時は、ちょうど上京後で芸人をやっていたが全く売れていない時期。「1回8万発出た時があって、30万円のお返しが来てそこからハマって。彼がいなくても一人で並んで行っちゃって。彼から借りるのもあったけど、消費者金融に借りて返すために借りて自転車操業みたいな感じだった」と振り返った。

消費者金融3社から300万円、さらに個人から計200万円を借りて、借金は総額500万円にまでに膨れ上がった。

引用終わり

借金を完済したかどうかには触れていないが、パチンコ=借金地獄でパチンコのイメージは一向によくなる気配はない。この手のニュースで芸能人が競馬に嵌って借金地獄に陥った、という記事はあまり見かけない。

パチンコはおカネがかかる。嵌れば借金地獄。これらの負のイメージを改革しない限り新規客の開拓など夢のまた夢。それでなくても客離れは止まらない。

関西圏で単店のオーナーがこのほど閉店を決意した。営業歴は30年以上。店を増やすことなく、500台規模の1店舗で無借金で稼いできた。近隣に大型強豪店もいない代わりに、新規客が増えるような地区でもない。

「昔のように儲からない。それでいて機械代はかかるばかりで、経営意欲も失せた」と閉店理由を打ち明ける。

新規客が増えないのはパチンコのイメージが悪すぎるだけでなく、勝たせてくれなくなったからだ。客を増やすにはこの2つの問題を解消することから手を付けなければならない。






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