ハンドルネーム「しょうゆ」さんが、新規客を誘うために必要なことを提言する。
以下本文
現状ホールでパチンコをやったことない人に勧められる機械がない原因となっている大きなものを2コ書きます。
①機械の複雑化をやめるべき
未経験者の感覚は「数字やシンボルが揃ったら玉が出る」です。
現在主流の「突破型」の機械は最初の当たりで玉が出ない。
アニメやマンガのコンテンツを入口に入ってくる若者に海だけ打たせるんですか?
それとも突破型を当たり前のものとして認識させて「これで遊べないなら来るな」「ギャンブルに付き合えないならパチンコなんてするな」と突き放すんですか?
複雑な機械はあってもいいと思います。
でも「複雑な機械ばかり」な現状は勝手にスペックを理解して遊ぶヘビーユーザーにしか目が向いていない。
機械を開発するメーカー、機械を設置して遊技させるホール。
両方が新規ユーザーのことを考えて行動をしないと打開は無理です。
中森明菜、ピンクレディをリリースした大一と平和、これらを導入したホールがあるということには希望を覚えました。
ヒット云々は抜きにしてメーカーホール共に「わかりやすい機械は必要だ」と意識はせずとも感覚は残っているのだと感じました。
残念なのは「甲鉄城のカバネリ」と「物語シリーズ」。
せっかく若者の認知度と人気のあるコンテンツが初心者お断り仕様でリリースされたこと。
中森明菜やピンクレディなどのオッサン向けコンテンツをわかりやすいスペックでリリースして若者向けのコンテンツをお断り仕様でリリースする。
逆だろと心底思います。
オッサンはパチンコ知ってるから複雑でいいんです。若者と老人にはやさしくしてほしい。
②ベース(遊び率)を上げるべき
何度も何度も言っているのでもう言いたくないのですが…。
未経験者は「1000円がすぐなくなって帰らされる」のがガマンならないんです。
財布から1000円出して打ち出して、3分そこらでもうなくなるのがイヤなんです。
期待値とかボーダーとかそんなんじゃないんです。
「これボーダー16の台ね、それ18回るからずっと打てば勝てるよ、当たらなかったら死ぬけど勝てる確率は高いから5万でも10万でも突っ込むべき、今日ダメでも明日また同じくらい回る台探して打てばいい、そしたら勝てるよトータルで」。
こんな話は通用しない。
ベース(遊び率)です。
ボーダー35回の台を28回まわすなりして10分以上遊ばせるんです。
ベースが上がらないと未経験者には勧められない。
そしてベースを上げるには(他入賞なんてどうせみんなシメるんだから)ヘソ賞球しかないんです。
プレイヤー以外の業界人はみんなわかっているはずなのにそこだけは頑なに無視するんですよね。
警察に言われないとダメなんだろうなとココは絶望してます。
いまはメーカーもホールも目の前の売上げと利益しか見てないしそうせざるを得ない状況なのはわかりますが…。