4月2日付の毎日新聞が報じたカジノに設置できるゲームの種類で質問が来た。
「ナゼ、スロットマシンが含まれていないの? 新国立競技場を設計する時に聖火台を忘れていたように、スロットマシンも当たり前すぎて入れ忘れているのかな?」
で、改めて毎日新聞を調べてみた。
以下本文
カジノを含む統合型リゾート(IR)の事業者などを管理・監督する政府のカジノ管理委員会は2日、日本で解禁されるカジノで認めるゲームについて「ポーカー」や「バカラ」など9種類とする施行規則案を公表した。5月9日まで行うパブリックコメント(意見公募)を経て、カジノの施行規則が決定する。
規則案によると、9種のゲームは、バカラ▽トゥエンティワン(ブラックジャックなど)▽ポーカー▽ルーレット▽シックボー▽クラップス▽カジノウォー▽マネーホイール▽パイゴウ。
以上引用終わり
確かに9つのゲームの中にスロットマシンが含まれていない。カジノにはあって当たり前のルーレットやバカラ、ポーカーはある。
で、9つのゲームには共通点がある。いずれもディーラーを必要とするテーブルゲーム系のものばかり。1人でも遊べるコンピュータ制御によるビデオゲーム系がないということは、スロットマシンもそういうことなのか?
パブリックコメントを募集しているが、それによってスロットマシンの追加はあるのか? あるいは、カジノにスロットマシンがあるのは大前提なので敢えて9つの種類にはいれなかったのだろうか?
なぜなら、カジノ管理委員会の業務としては、次の項目があるからだ。
❸ カジノ関連機器等の規制
スロットマシン等のカジノ行為に使用されるカジノ関連機器等についても、カジノ行為の公正性の確保等のため、様々な規制が設けられており、これらの規制に基づき、機器の製造から設置に至るまでの監督を行うとともに、その製造業者等についても、不正防止及び違法カジノへの流失防止の観点から、厳格な審査を行います。
その辺りの事情を調べている最中だが、明確な回答はもらえていない。