ヤンキーパンダ提供「パチンコ日報賞」のお知らせと動機

2021.03.26 / コラム
ヤンキーパンダです。
コロナ禍が収束せず、折れそうな心を毎日奮い立たせる今日この頃です。

前回(12月17日)の寄稿では閉塞感から脱却するひとつの手法として、4円パチンコ14割分岐営業(35玉、2.85円)の可能性について言及しました。

複数の条件設定でありながら一律に記そうとした為、伝わりにくい点も多々ありました。
補足をさせて頂きます。

・二物二価施策、それが可能な環境が現在あるのは大阪です。大阪での普及が全国に波及すると営業スタイル選択の幅が広がり稼働向上の可能性があります。

・二物二価、4円パチンコ14割分岐営業(35玉)は地域二番店以下を意識した施策です。二番店以下の店舗が風向きを変え、地域一番店との差をつめるキッカケとする点で有効と見立てます。

即効を期待し過ぎずに他の取組と合わせる事をおすすめします。

・出玉率100%を切らない14割分岐はお客様の勝ち体験を増やし、交換時の満足感を極端に損ないません。なお且つ利益を確保出来る分岐割数設定です。

・出玉率100%を切らずに利益率10%程度での営業、12.5割前後を継続する事をおすすめします。

・利益率は玉利益と併用した指標とします。つまり、全レート全機種一律に10%とは考えません。

・一番店との差が広がるばかりでジリ貧の現状、更には営業利益がマイナスになる事が予想される現状であれば「座して死を待たず」に14割にチャレンジする。その価値は十分にあります。

・当たり前ですが、二物二価なのでパチスロを14割にする必要はありません。

・パチスロは昨今の機種リリース状況や客層を考えると一番店と差別化する施策は取りづらいです。
そんな中で交換時の達成感は【貸玉46枚/千円、10.2割】が高いです。
リリース状況が変われば施策も変わります。

以上が補足ですが私の過去記事(カテゴリー ヤンキーパンダ)も併せてご一読して頂くと幸いです。

また個別の対応も受け付けます。私の経験や考えでよろしければ地域性をふまえて述べます。更に踏み込んだ内容を知りたい方は管理人様までお気軽にご連絡ください。

さて前回記事のコメント者に感謝しつつ、疑問を呈された方々のコメントに気がかりな点がありました。

それはホール管理者らしき方々が利益率10%に向かう事などに関して簡単に「無理」とコメントされる点です。

もちろん誌面で詳細なやりとりは難しい為、単純な「無理」と言う言葉を選択された事も想像できます。しかし容易に「無理」と結論づけている印象を持ちました。

本当に無理なのでしょうか。

コメントには「無理」な理由の言及はありませんでしたが、なぜ無理なのでしょう。
想像ですが、財源がないから。決裁権者の許可がないから。コロナ禍が収束しないから。技術、知識、経験がないから。などなど。

無理な理由を連ねる事で時間だけが経過して気がついた頃には取り返しがつかない。オーナーは財産を失い、スタッフは職を失い、お客様は集いの場を失います。

まさしく「茹で蛙」。

茹で蛙になる事は避けたいです。
それぞれ無理な理由。そして本当に無理なのかを考える事、考え抜く事で突破口、しいては解決策が見つかるはずです。
また有効な解決策が見つからなくても現状のマイナスにはなりません。

その過程で他者の取り組みに学ぶのも結構。
考え抜いた結果、体力が続く限り、新たな取り組みはせずに環境が良くなるまで待ち続けるとするのも結構かと思います。好転しない場合は撤退を意識するのも結構かと思います。

ただ容易に「無理」と結論づける事で成長意欲やマインドは低下します。
パチンコ業を取り巻く厳しい環境が続く中、マインドが低下する事で厳しい環境に拍車がかかります。
ですからマインドだけは下げずにおきたいものです。人のマインドは環境によって形成されると同時にマインドが環境を好転させます。

そこで、マインドを向上をさせる一助になればと、管理人さまの了解のもと、パチンコ日報賞を募集する事にしました。
(詳細は次回)





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